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トヨタ 3年連続ベースアップ実施へ 大詰めの交渉
3月10日 4時17分

ことしの春闘で、トヨタ自動車の経営側は、3年連続でベースアップの実施を回答する方針です。ただ組合側が要求している月額3000円のベースアップには難色を示していて、今月16日の集中回答日に向けた大詰めの交渉の行方が注目されます。
ことしの春闘で、トヨタの労働組合は、去年の要求の半分に当たる月額3000円のベースアップを要求しています。
ことし3月期の営業利益が過去最高を更新する見通しとなるなか、関係者によりますと、経営側はベースアップの実施を回答する方針だということです。
その背景には、生産性の向上を目指す従業員の努力に応えたいという考えなどがあるものと見られ、ベースアップが行われれば3年連続となります。
ただ中国経済の減速などで経営環境の厳しさが増しているとして、組合側の要求水準には難色を示しています。これに対し組合側は引き続き月額3000円を求めていくことにしています。
トヨタは春闘の相場作りに影響力を持つだけに、今月16日の集中回答日に向けた大詰めの交渉の行方が注目されます。

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