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大和証券グループ本社 介護休業の分割取得導入へ3月10日 4時19分
「介護離職」が大きな問題となるなか、証券大手の「大和証券グループ本社」は、今は原則1回しか取れない「介護休業」を4回に分けて取得できるようにするなど、介護と仕事の両立を支援する制度を拡充することになりました。
さまざまな業界で人手不足が深刻化するなか、「大和証券グループ本社」は、介護のため離職を余儀なくされるケースを防ごうと介護休業の支援制度を来月から拡充することになりました。
具体的には、通常、最大40日とれる「有給休暇」について、介護を理由とする場合は、さらに50日追加で取得できるようにします。また、「介護休業」についても最大365日の間で、今は原則1回しか取れないところ4回に分けて取得できるようにするとしています。
政府は一億総活躍社会の実現を目指し、「介護休業」を、今の1回から3回に分けて、合わせて93日間、取得できるようにすることなどを盛り込んだ法律の改正案を国会に提出し、8日衆議院本会議で審議に入りました。
大和証券は、これに先行する形で実施するもので、このほか「住友化学」や「大成建設」が、一定の期間内で介護休業を何度でも取得できるようにするなど、企業の間では「介護離職」を無くそうと従業員が介護と仕事を両立できるよう独自に支援する動きが広がっています。
具体的には、通常、最大40日とれる「有給休暇」について、介護を理由とする場合は、さらに50日追加で取得できるようにします。また、「介護休業」についても最大365日の間で、今は原則1回しか取れないところ4回に分けて取得できるようにするとしています。
政府は一億総活躍社会の実現を目指し、「介護休業」を、今の1回から3回に分けて、合わせて93日間、取得できるようにすることなどを盛り込んだ法律の改正案を国会に提出し、8日衆議院本会議で審議に入りました。
大和証券は、これに先行する形で実施するもので、このほか「住友化学」や「大成建設」が、一定の期間内で介護休業を何度でも取得できるようにするなど、企業の間では「介護離職」を無くそうと従業員が介護と仕事を両立できるよう独自に支援する動きが広がっています。