中国・王毅外相、「日中関係改善遅れは日本側に問題」と批判
03/08 22:12
中国の王毅外相は、北京で会見し、日中関係について「改善の兆しがあるが、前途は楽観できない」としたうえで、関係改善が進まないのは、日本側に問題があるとの認識を示し、批判した。
王外相は「日本政府と指導者は、関係改善を言う一方で、至る所で、絶えず中国にとって面倒を引き起こしている」と述べた。
全人代(全国人民代表大会)にあわせ会見した王外相は、日中関係の現状について、「改善の兆しはあるが、前途は楽観できない」と指摘したうえで、関係改善がなかなか進まないのは、日本側に問題があるとの認識を示した。
また、王外相は「これは典型的な、二面性を持った人のやり方だ」などと述べ、名指しはしないものの、安部首相を批判した。
一方、南シナ海問題については、「南シナ海やアジアを乱すことを、中国は絶対許さない」などと述べ、「航行の自由作戦」続けるアメリカを、あらためてけん制した。
また、北朝鮮問題については、「現在、朝鮮半島は火薬の匂いが充満している」と指摘したうえで、「中国は半島の安定が損なわれるのを座視しない」と述べ、軍事演習を行っているアメリカと韓国、それに反発を強めている北朝鮮に自制するよう求めた。
王外相は「日本政府と指導者は、関係改善を言う一方で、至る所で、絶えず中国にとって面倒を引き起こしている」と述べた。
全人代(全国人民代表大会)にあわせ会見した王外相は、日中関係の現状について、「改善の兆しはあるが、前途は楽観できない」と指摘したうえで、関係改善がなかなか進まないのは、日本側に問題があるとの認識を示した。
また、王外相は「これは典型的な、二面性を持った人のやり方だ」などと述べ、名指しはしないものの、安部首相を批判した。
一方、南シナ海問題については、「南シナ海やアジアを乱すことを、中国は絶対許さない」などと述べ、「航行の自由作戦」続けるアメリカを、あらためてけん制した。
また、北朝鮮問題については、「現在、朝鮮半島は火薬の匂いが充満している」と指摘したうえで、「中国は半島の安定が損なわれるのを座視しない」と述べ、軍事演習を行っているアメリカと韓国、それに反発を強めている北朝鮮に自制するよう求めた。