遅読家のための読書術 〜読書&アウトプットは自分だけのリミックス音源づくりだ!

遅読家のための読書術

ライフハッカーで多数の書評記事を書いている印南敦史さんの『読書術』本です(他にもNewsweekなど連載多数)。私は本選びにライフハッカーの書評をよく参考にしています。その記事を執筆されている方の『読書術』なだけに、同じように関心を持つ人も多いのではないでしょうか?

書籍版に引き続き、Kindle版もリリースされたことから、さっそく入手してみることにしました。

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読書はサンプリングネタを探す冒険! 引用リストで自分だけの『リミックス音源』を作ろう!

読書プロセスは引用リストによって自分だけのリミックス音源を作ること!(Wikimedia)

読書プロセスは引用リストによって自分だけのリミックス音源を作ること!(Wikimedia

私が本書の中で注目したのは、どうやって早く読んだ書籍の内容を自分のもの、血肉ににしていくか?というプロセスについて。

どうやって速く読むのかについては、本書筆者自身がライフハッカーで紹介記事を掲載していますので、そちらを参照してみてください。

アウトプットを目的とし、課題・問題意識を持って読書しよう

吸いすぎて苦しいのであれば、息を吐けばいい。それと同じで、ひたすら「読む」だけでなく「書く」ようにする。ただ読むだけじゃなく、「書くために読む」ことへと意識を変えるわけです。

本書ではアウトプットすることを最終目的とした読書を強く推奨しています。著者と違って多くの人は書評記事なんて書いていないですよね。そこで書籍の中で自分が気になったことを引用してリストをつくることを勧めています。

ちなみに、引用を多用した書評スタイルもWebメディアで求められていると言及。本書はブログで書評記事を書く上でヒントになること多数です。

気になった部分を引用してリストを作る行為は、まるでリミックス音源をつくるよう!

  • 本を読み終えたときに書き出されている引用のリストが、「その本を読書することによって自分が吸って、吐いたすべて」です。
  • いわば1枚の音楽アルバムのうち、自分自身の心が動いたパートだけをつなぎあわせた「リミックス音源」のようなものです。

元々音楽畑の方な著者は、随所に音楽用語がちりばめられています。書籍からの引用は曲のごく一部を取り出す行為は、細切れフレーズをデジタル録音する手法サンプリングWikipedia)、引用リストはサンプリングにより構築された音楽の2次創作であるリミックスWikipedia)。

「1行」を探しながら読むようにすると、そこには冒険しかありません。

一般に「読書してアウトプットする」とはよく聞きますが、なんか小難しそう、敷居が高そうな言い回しです。

サンプリングネタを探すために音楽アルバムを聴き、自分の課題 – 例えばグッと来るドラムフレーズを見つけ、リミックスを作る。

こう認識しなおすことで、読書が何かクリエイティブでワクワクしたことに変わってくるから不思議。引用を駆使した読書ノートづくりのプロセス(私は普段アウトライン・プロセッサーを使っています)が、さらに楽しめそうです。

そして、書籍全体を熟読しなかったとしても、良いサンプリング(引用)ができ、ステキなリミックスを作れたなら、十分な成果…これが、本を速く読み自分の血肉にする行為のコアの部分なのかなと。

まだ本を読んで読みっぱなし…という方は、ぜひ真似してやってみませんか?

読書の価値を高めたい人達のための類書

最近、読書に対するスタンスをもうちょっと考えるために、「読書術」について多読しています。結構「読書術」系は面白そうな本が多いですね。

読了したのは奥野 宣之 著『読書は1冊のノートにまとめなさい[完全版]』、そして齋藤 孝 著『読書のチカラ』です。これらはすでに引用リスト中心の読書ノートがありますので、近いうちに書評記事を掲載するかもしれません。

実は、面白いことに上記のいずれもアウトプットすることや、課題を持って読むことを強く出しています。意外なところでは『読書のチカラ』で長編の文芸作品を短い時間で読むために「快速読み」というテクニックが紹介されていたりしますよ。

他に、私が今まで読んだ「読書術」系の本の中で影響を受けたものとして、本田 直之 著『レバレッジ・リーディング』、ガンガンと本に書き込むしラインを引くようになった原因である齋藤 孝 著『三色ボールペンで読む日本語』も類書として挙げておきます。

関心のある方はぜひどうぞ!

完全に蛇足な写真の話

今回のアイキャッチ写真は完全にLifehackerの書評に掲載されているカタチをパクったリスペクトしたスタイルで撮影しましたw それにしてもMacBookを背景にする方法は汎用性が高いですね〜最初に考えた人は誰なんだろう? なお、本家の方の記事は下記を参照下さい。

α6000にSIGMA 60mm F2.8 DNを着けてF6.4で手持ち撮影、縦横の微調整と露光量補正をLightroom CCにて行っています(昨日紹介したLightroomでの補正方法)。

iPad画面を撮ると、画面の光でカメラが騙され、露出がアンダー気味になり、しかも色温度が変になってMacBook Airが黄色っぽくなりがち。写真撮るなら紙の本の方が遥かに楽ですなぁ。

今回は蛇足も含め、以上です。それではまた!

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