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09 Mar 2016 14:06
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国内最古級の硯、倭人伝が記す伊都国王都で出土

  • 出土した硯の破片。もとは細長い長方形で、左側のまっすぐな辺が硯の端にあたる
    出土した硯の破片。もとは細長い長方形で、左側のまっすぐな辺が硯の端にあたる

 中国の史書「魏志倭人伝」が記す伊都いと国の王都とされる福岡県糸島市の三雲・井原遺跡で、国内最古級のすずりの破片(弥生時代中期後半~後期=紀元前1世紀~紀元後2世紀)が出土した。

 朝鮮半島にあった中国の出先機関・楽浪郡らくろうぐんから日本に渡来した使節が、筆で文字を書くために使用したものとみられ、わが国の文字文化受け入れの起源を考えるうえで重要な手がかりとなる。

 倭人伝は伊都国について、「往来する郡使が常に駐在する所」と記し、「(伊都国の)港で贈答する文書や品物の検査を行う」と、文字の使用を示唆する記述もある。市教委は、今回の硯は倭人伝の記述を裏付けるものと評価している。

2016年03月02日 16時12分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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