水族館での人気者と言えば、イルカやアシカを思い浮かべる方が多いと思います。
しかし、魚類に限定してみると、サメに続いて人気があるのが、マンボウです。皆さんも一度は水族館でご覧になったことがあるのではないでしょうか?
じつは、マンボウと一緒に泳げる場所が日本にはあるのです。
今日はそのマンボウと一緒に泳ぐことのできる施設を紹介したいと思います。
マンボーじゃなくてマンボウ!
ネット上では、「ジャンプして着地の衝撃で死亡」とか、「目に泡が入って死亡」など最弱な生態(デマ多数)が拡散されることで大人気の生き物。
マンボウはプランクトン(浮遊生物)に分類されていますが、近年ではエビやカニを捕食していたり、海流に逆らって回遊ししていることから、ネクトン(遊泳生物)と呼ばれることもあります。
卵を3億個も産みます。大人になると体調3mに成長し、体重はなんと2tを超えることもあります。
泳ぎが不得意で小回りができないため、水槽の壁にぶつかることが多かったり、寄生虫が多かったりで飼育は非常に難しいため、限られた水族館でしか見ることができないのです。そんなマンボウと泳げる施設が和歌山県にあるのです。
一緒に泳ぐマンボウスイム
和歌山県すさみ町にあるダイビングショップ『クラブノアすさみ』では、所有する外洋に設置した生簀(いけす)内でマンボウを飼育しており、その生簀のなかで、マンボウと一緒に泳ぐことができます。
まずは着替えをすませ、マンボウについてのレクチャーを受けます。
ここで、マンボウにまつわる様々なデマ情報をぶつけてみましょう!
レクチャー後船で生簀にわたります。
するとさっそくマンボウを発見!
出典:http://ameblo.jp/noah-susami/theme-10080352037.html
体長はおよそ1mぐらいでしょうか?
恐る恐る生簀の中に入ってみると…
出典:http://ameblo.jp/noah-susami/theme-10080352037.html
マンボウが、だんだん近寄ってきます。
人にもだいぶ慣れていらっしゃるご様子ですね。
出典:http://ameblo.jp/noah-susami/theme-10080352037.html
なんと、手を伸ばせば届きそうですが、おさわり厳禁です!
一匹だけでなく六匹も飼育しているそうです。水族館でもここまで飼育しているところはないですよ。
慣れてくるとこんな感じ
出典:http://ameblo.jp/noah-susami/theme-10080352037.html
近すぎ!!
でも、安心してください。マンボウを傷つけないために、フィンをつけることはできません。やさしいですね。
そして、マスクやシュノーケルを使って水中を優雅に泳ぐマンボウを、間近に観察することができます。
水中のマンボウの姿は…
出典:http://ameblo.jp/noah-susami/theme-10080352037.html
でかすぎ~!迫力満点ですね。
施設情報
住所 |
クラブノアすさみ(Google マップ) |
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期間 | 3月中旬~5月中旬 |
予約 | 可(要予約) |
料金 |
2500円 大人(高校生以上) 1500円 小人(中学生以下) ※小人のみでの参加は不可 ※最少催行人数2名 |
交通アクセス | |
持ち物 | 水着・タオル・サンダル |
問い合わせ | 0739-55-4511 |
ホームページ |
最後に
期間限定で定員も限られているようなので、和歌山県に行かれる際は是非、マンボウスイムに挑戦してみてはいかがですか? 泳げない方でも、ウエットスーツのレンタルがあるので、問題ないそうです。見学だけもできるみたいです。