ニュース詳細
巨人・高木投手 野球賭博関与の疑い 本格調査へ3月9日 11時25分
k10010436721_201603091216_201603091218.mp4
プロ野球、巨人の野球賭博問題で、新たに高木京介投手が関与した疑いが明らかになり、巨人は早ければ9日午後にも熊崎勝彦コミッショナーに告発し、調査委員会の本格的な調査が始まります。
巨人は、3人の選手が関わった野球賭博問題で、8日新たにプロ5年目の高木投手が野球賭博を行った疑いがあることを明らかにしました。
プロ野球の熊崎コミッショナーは、巨人からの告発を受け次第、弁護士などで作る調査委員会に調査を指示する方針です。
高木投手は、巨人の聞き取り調査に対して、野球賭博をおこなったとして去年11月に無期失格処分となった笠原将生元投手の誘いで賭けを始めたことや、相手が笠原元投手と賭博を行った飲食店経営の男性だったと話しています。
しかし、この男性は、去年、初めて野球賭博が発覚した際に行われた調査委員会の調査にほとんど応じず、笠原元投手も今は巨人の調査への協力を拒んでいるということです。このため、どこまで踏み込んだ聞き取り調査ができるかが、事態の全容解明に向けた鍵になります。
プロ野球の熊崎コミッショナーは、巨人からの告発を受け次第、弁護士などで作る調査委員会に調査を指示する方針です。
高木投手は、巨人の聞き取り調査に対して、野球賭博をおこなったとして去年11月に無期失格処分となった笠原将生元投手の誘いで賭けを始めたことや、相手が笠原元投手と賭博を行った飲食店経営の男性だったと話しています。
しかし、この男性は、去年、初めて野球賭博が発覚した際に行われた調査委員会の調査にほとんど応じず、笠原元投手も今は巨人の調査への協力を拒んでいるということです。このため、どこまで踏み込んだ聞き取り調査ができるかが、事態の全容解明に向けた鍵になります。
官房長官「期待裏切る重大な問題」
菅官房長官は午前の記者会見で、「野球は日本でも最も人気のあるスポーツであり、プロ野球の選手は子どもたちの憧れの的だと思っている。そうしたプロ野球で、賭博への関与が広がっていることは、ファンの皆さんの期待を裏切る極めて重大な問題だ。引き続き、巨人やNPB=日本野球機構において、再発防止策を含めてしっかり対応されることを期待したい」と述べました。
スポーツ庁長官「真相すべて明らかに」
スポーツ庁の鈴木大地長官は文部科学省で記者団に対し、「新しいシーズンが始まり、野球が盛り上がってくる時期に水をさすような事件だと思うので、残念でしかたがない」と述べました。そのうえで、鈴木長官は、「全球団にこういったことが起きていないか調査してもらいたいし、関与した選手や関係者はできれば真相をすべて明らかにしてほしい。また、今後こういった事件が起こらないよう対策を練ってほしい」と述べました。