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インドネシア 21年ぶり皆既日食 観光客ら楽しむ3月9日 11時51分
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インドネシアでは太陽が月と重なって完全に隠れる「皆既日食」が21年ぶりに観測され、地元の人たちのほか、日本など海外から訪れた観光客が神秘的な天体ショーを楽しみました。
インドネシアでは9日午前、西部のスマトラ島から東部のマルク諸島にかけて、皆既日食が観測されました。インドネシアで皆既日食が観測されたのは21年ぶりです。
このうち、首都ジャカルタから北におよそ400キロ離れたブリトゥン島では、午前6時21分すぎ、日本時間の午前8時21分すぎから太陽の一部が欠け始めました。太陽が欠ける部分は徐々に増え、およそ1時間後の日本時間午前9時23分に太陽が月と重なって完全に隠れる皆既日食の状態となり、その状態が2分間余り続きました。
現地は雲の多い天気でしたが、雲の隙間から太陽の様子を観測することができ、皆既日食によって周囲が夜のように暗くなると、地元の人たちのほか、日本やアメリカなど海外から訪れた観光客たちから歓声が上がっていました。
皆既日食を観測するのは6回目だという東京都の男性は「感激しました。はるばる来たかいがありました。このすばらしさは目で見ないと分かりません」と話していました。
インドネシア政府は今回の皆既日食で海外からおよそ10万人の観光客が訪れると試算していました。
このうち、首都ジャカルタから北におよそ400キロ離れたブリトゥン島では、午前6時21分すぎ、日本時間の午前8時21分すぎから太陽の一部が欠け始めました。太陽が欠ける部分は徐々に増え、およそ1時間後の日本時間午前9時23分に太陽が月と重なって完全に隠れる皆既日食の状態となり、その状態が2分間余り続きました。
現地は雲の多い天気でしたが、雲の隙間から太陽の様子を観測することができ、皆既日食によって周囲が夜のように暗くなると、地元の人たちのほか、日本やアメリカなど海外から訪れた観光客たちから歓声が上がっていました。
皆既日食を観測するのは6回目だという東京都の男性は「感激しました。はるばる来たかいがありました。このすばらしさは目で見ないと分かりません」と話していました。
インドネシア政府は今回の皆既日食で海外からおよそ10万人の観光客が訪れると試算していました。