【巨人】久保社長「痛恨の極み」、渡辺最高顧問ら引責辞任
2016年3月8日21時16分 スポーツ報知
- り緊急会見し謝罪する読売巨人軍の久保博代表取締役社長
巨人の久保博球団社長は８日、東京・大手町の読売新聞本社で会見し、高木京介投手（２６）が野球賭博に関与していたと発表した。渡辺恒雄球団最高顧問、白石興二郎オーナーら球団首脳が引責辞任する。巨人は高木京を８日付で謹慎処分として最終的な処分を日本野球機構（ＮＰＢ）に委ねる。
昨年、福田聡志投手（３２）、笠原将生投手（２５）、松本竜也投手（２２）の３選手が熊崎勝彦コミッショナーから無期失格処分を受け、契約解除となったばかり。プロ野球界は再発防止策を講じてきたが、４人目の発覚となった。
会見によると、球団職員が２月２９日に週刊文春から高木京の野球賭博への関与を示唆する取材を受け、調査を開始。笠原元選手の誘いで１４年の４月から５月にかけてプロ野球８、９試合に賭けたことが明らかになった。高木京は当初否定していたが、８日に関与を認めた。
久保社長は「野球賭博に関し、読売巨人に所属する選手が野球協約の有害行為に当たることが新たに分かった。重ね重ね痛恨の極み。プロ野球、ジャイアンツを愛する皆さまにおわびします」と謝罪した。