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和解成立 米政府「日本政府の決断を理解」3月5日 9時38分
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡る裁判で、政府と沖縄県の間で和解が成立したことについて、アメリカ政府は、「日本政府の決断を理解する」とする一方で、名護市辺野古沖への移設が唯一の解決策だとも強調し、現在の計画どおり移設が進むことに期待を示しました。
沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古沖への移設計画を巡る裁判は、国と沖縄県の双方が裁判所が示した和解案を共に受け入れ、和解が成立しました。
これについて、アメリカ国務省のカービー報道官は4日の記者会見で、「日本政府が慎重な検討のうえで今回の決断に至ったことを理解する」と述べました。
一方で、カービー報道官は「両国の政府は普天間基地の代替施設を名護市辺野古に建設する計画に関与し続けている」と述べたうえで、「辺野古への移転が普天間基地の継続的な使用を避ける唯一の解決策だ」と強調し、現在の計画どおり移設が進むことに期待を示しました。
これについて、アメリカ国務省のカービー報道官は4日の記者会見で、「日本政府が慎重な検討のうえで今回の決断に至ったことを理解する」と述べました。
一方で、カービー報道官は「両国の政府は普天間基地の代替施設を名護市辺野古に建設する計画に関与し続けている」と述べたうえで、「辺野古への移転が普天間基地の継続的な使用を避ける唯一の解決策だ」と強調し、現在の計画どおり移設が進むことに期待を示しました。