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連載:キレイは中から。あなたに贈るインナービューティー

見た目だけじゃない。美容と妊活に役立つイチゴの栄養とお手軽レシピをご紹介!

春といえばやっぱりイチゴ!そのまま食べるのはもちろん、ケーキやタルトなどのスイーツにしてもおいしいですよね。真っ赤でかわいいイチゴには、女性に嬉しい栄養がたっぷり。今回はそんなイチゴの魅力に迫ります。簡単レシピもご紹介!

イチゴってどんな果物?

真っ赤でかわいいバラ科の果実、イチゴ。酸味と甘みのバランスが取れたイチゴは、老若男女問わずみんな大好きなのではないでしょうか。 イチゴはクリスマス前からハウス栽培のものが、春には露地ものが出回ります。春は「いちご狩り」を楽しみにしているという人も多いのでは? 最近では品種改良により、実にさまざまなイチゴがあります。一部の旬が短いイチゴは3月下旬頃まで、その他多くのイチゴはだいたい5月頃までが旬です。また、ご家庭で家庭菜園気分で楽しめる鉢植えの野イチゴも人気です。

おいしいイチゴの選び方と保存法

イチゴを選ぶ際には、鮮やかな赤色で傷がなくみずみずしいものを選びましょう。ヘタの部分が乾きすぎず、緑色の濃いものが新鮮な証拠です。ツブツブがハッキリとしていることも大切!

保存にはちょっとしたコツがあります

イチゴを購入したあとはパックの上部についているビニールを取り、キッチンペーパーをそっとかぶせてビニール袋に入れ、冷蔵庫で保管しましょう。こうすると比較的キレイな状態で長持ちさせられます。

イチゴをおいしく食べるには?

イチゴを洗う際はヘタを付けたまま、まるごと優しく洗いましょう。水の中で優しく振るように洗うと、細かい汚れが取れます。 キレイに洗ったあとにヘタを切り落としましょう。切ってから洗うと、イチゴに豊富に含まれているビタミンCが流出してしまいます。ちょっとしたことですが、栄養素を効率よく摂取するためにも「洗ってから切る」を徹底しましょう。

イチゴの一番美味しい部分とは?

逆三角形のイチゴ。どこが一番甘くておいしいかご存知ですか? 同じひと粒のイチゴでも、実は部位によって糖度が異なります。花が咲いて果実ができる際に先からどんどん熟していくため、先端部分が一番糖度が高く(=甘く)なります。 イチゴをそのまま食べる際には、ヘタを持って先端からかじりつきたくなりますが、先端からではなくヘタに近い部分から食べてみて!そうすると口の中にイチゴの甘みが残り、いっそうおいしく感じられます。ヘタ側から食べれば、きっとイチゴのおいしさを堪能できますよ。

嬉しい栄養がいっぱいのイチゴ

美肌作りに欠かせないビタミンC

イチゴには可食部100gあたり62mgのビタミンCが含まれています。これは果物のなかでトップクラス。成人女性の一日の推奨摂取量は100mgなので、あまおうなど大粒なイチゴなら4~5個、小粒なものなら約10個で一日のビタミンC推奨摂取量が摂れることになります。ビタミンCは美肌作りや免疫力UP、花粉症予防に効果が期待されている栄養素。毎日摂りたいですね。

妊活や動脈硬化、認知症予防に嬉しい葉酸

イチゴには可食部100gあたり90㎍の葉酸が含まれています。葉酸はビタミンB群の一種で、細胞の新生や赤血球の生成をサポートします。葉酸は動脈硬化や認知症の発症リスクといわれるホモシステインの代謝をサポートすることから、これらの病気の予防に効果が期待されています。また細胞分裂が盛んな胎児の健全な発育を助けるので、妊活中の方や妊娠初期の妊婦さんに不可欠な栄養素として注目されています。

虫歯予防に効果のあるキシリトール

イチゴには、虫歯予防に効果が期待されているキシリトールも含まれています。キシリトールは糖の一種で、虫歯の原因となるミュータンス菌の働きを抑制します。また唾液中のカルシウムと結びつくことで、歯からカルシウムが抜けるのを防いでくれます。

食物繊維やカリウムもたっぷり

イチゴにはほかにもさまざまな栄養素が含まれています。整腸作用のある食物繊維、むくみや高血圧予防に効果的なカリウム、骨や歯の形成に欠かせないカルシウムなども含んでいます。抗酸化作用の高い有効成分、フラボノイド、アントシアニン、フェノール酸なども豊富。これらは生活習慣病などさまざまな病気の予防に効果が期待されています。

【レシピ】イチゴとカステラのヘルシーショートケーキ

材料(1人分) ・お好みのイチゴ …4個 ・カステラ …2切 ・水切りヨーグルト(ギリシャヨーグルト)…適量 ・ミント(あれば) …適宜 作り方 1. カステラを1センチ幅にスライスする。イチゴはヘタを取り約5ミリ幅にスライスする。 2. カステラを皿にのせ、水切りヨーグルトを塗ってイチゴを並べる。これを3回繰り返す。 3. 最後に水切りヨーグルトを塗ってイチゴを並べたら、上にミントを飾る。
生クリームの代わりに水切りヨーグルトを使ってヘルシーに仕上げました。いちから作ると時間がかかるスポンジ生地も、市販のカステラを代用すれば簡単にショートケーキが作れます。カステラの甘さとイチゴの甘酸っぱさでヘルシーなのに大満足。甘党の方はヨーグルトに蜂蜜を混ぜるといいですよ。

【レシピ】アレンジ自在!イチゴビネガー

材料 ・お好みのイチゴ 1 ・氷砂糖 1 ・お好みのお酢(ビネガー)2 分量は比率です。イチゴ1:氷砂糖1:お酢2となります。 フルーツが100gなら氷砂糖も100g、お酢は200ml使います。 作り方 1.容器を煮沸消毒し水分を拭き取る。 2.イチゴをよく洗って水分を拭き取り、適当な大きさに切り分ける。 3.容器に氷砂糖、イチゴの順に重ね入れたらお酢を注ぎ入れる。 4.蓋をゆるめて常温で2~3日置く。小さな気泡が出てきたら冷蔵庫で保管。 5.7~10日間経ち、氷砂糖が溶ければ完成! *ビネガーが濁りすぎないよう、イチゴは10日前後で取り出しましょう。
フルーツビネガーはイチゴ以外にもお好みのフルーツを使って簡単に作れます。ほかのフルーツでも氷砂糖、お酢の分量は同じです。使う果物やお酢の種類によって味のバリエーションも広がります。ソーダやミネラルウォーターはもちろん、クランベリージュースやアサイージュースで割ってもおいしいですよ!
真っ赤でかわいいだけじゃない、小さな一粒にインナービューティーに役立つ栄養がたっぷり詰まっているイチゴについてお話ししました。ご紹介したレシピはどちらも手軽にできるので、ぜひ試してみてください。

次回予告

次回は春の味覚、たけのこを取り上げます。煮ても焼いてもおいしいたけのこ、実はインナービューティーの強い味方でもあるんです。下準備のコツなどもご紹介します、お楽しみに!
(写真&スタイリング/國塩亜矢子)

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國塩亜矢子

【旬食美人学】主宰 「働く女性・頑張るママの元気とキレイを応援した...

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