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日米韓の国連大使 北朝鮮制裁の着実な実施を
3月3日 9時14分

日米韓の国連大使 北朝鮮制裁の着実な実施を
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国連の安全保障理事会で、北朝鮮に対するこれまでになく厳しい制裁決議が採択されたことを受けて、北朝鮮に対して厳しい制裁を求めてきた日本、アメリカ、韓国の国連大使がそろって会見し、国際社会に対して制裁の着実な実施を求めました。
北朝鮮による核実験や事実上の長距離弾道ミサイルの発射を受けて、国連の安保理では2日、北朝鮮に対するこれまでになく厳しい制裁決議を採択しました。
採択のあと、日本、アメリカ、韓国の国連大使が共同で会見し、このうち、日本の吉川国連大使は「決議が全会一致で採択されたことを強調したい。これから肝心なのは貿易相手国、近隣の国々によって決議がどのように実施されるのかだ」と述べ、北朝鮮の核兵器の放棄に向けて、国際社会に対して制裁の着実な実施を求めました。
また、アメリカのパワー国連大使も「北朝鮮は制裁の抜け道を探るだろうが、決議は広範囲にわたるもので、どこにも隙間はない。効果のあるものにするためには断固かつ包括的な制裁の実施が後に続かなければならない」と述べました。
そして、韓国のオ・ジュン(呉俊)国連大使は「朝鮮半島の非核化の実現に向けて、ある段階に至ったら、北朝鮮を含むすべての関係国が対話を持つ必要がある」と述べ、制裁を対話の再開につなげるべきだと訴えました。

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