ニュース詳細
北朝鮮制裁決議 採択 中朝国境の貿易拠点は3月3日 18時03分
k10010430061_201603031906_201603031907.mp4
国連の安全保障理事会は、北朝鮮に対する制裁決議を全会一致で採択しました。中国と北朝鮮の間の貿易で中国側の拠点となっている遼寧省丹東では、新たな制裁決議が採択されたあとも、北朝鮮に向かって輸出品を積んだトラックが列をなして、国境の橋を渡っていく様子が見られました。
丹東の税関の事務所近くで北朝鮮の貿易関係者に制裁決議について聞くと、皆一様に「よく分からない」とだけ述べて足早に去って行きました。
また、北朝鮮と鋼材の取り引きをしているという中国企業の従業員は、「これまでのところ大きな影響は感じていないが、きっと影響が出てくるだろう」と話していました。
新たな制裁決議では、北朝鮮からの石炭や鉄鉱石の輸入制限など資源の取り引きを対象にした制裁が盛り込まれ、このうち石炭は中国にとって北朝鮮からの主要な輸入品です。
貿易関係者は、丹東では制裁決議の採択を前にした先月以降、すでに石炭の輸入が止まっていると話していて、中国政府が今後、制裁決議の内容をどこまで厳しく履行していくのか注視しています。
また、北朝鮮と鋼材の取り引きをしているという中国企業の従業員は、「これまでのところ大きな影響は感じていないが、きっと影響が出てくるだろう」と話していました。
新たな制裁決議では、北朝鮮からの石炭や鉄鉱石の輸入制限など資源の取り引きを対象にした制裁が盛り込まれ、このうち石炭は中国にとって北朝鮮からの主要な輸入品です。
貿易関係者は、丹東では制裁決議の採択を前にした先月以降、すでに石炭の輸入が止まっていると話していて、中国政府が今後、制裁決議の内容をどこまで厳しく履行していくのか注視しています。