辺野古移設、訴訟和解で再協議へ

国と沖縄の主張変わらず

2016/3/4 23:33

画像 辺野古訴訟の和解案受け入れを表明し、沖縄県の翁長雄志知事(左)と会談する安倍首相=4日午後、首相官邸 政府と沖縄県は4日、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐる代執行訴訟で和解した。安倍晋三首相と翁長雄志知事が官邸で会談し、移設工事の中止を含む和解条項の受け入れを確認。双方は現在係争中の訴訟を取り下げ、再び移設に関する協議を始める。辺野古移設を推進する方針の国と、反対する県それぞれの主張は変わらず、新たな訴訟に発展する公算が大きい。工事中止による移設計画の遅れは必至だ。

 和解条項によると、国と県が原告の訴訟を取り下げる。その上で、国が辺野古沿岸部の埋め立て承認を取り消した翁長知事の処分について地方自治法に基づき是正を指示する。