北京=倉重奈苗
2016年3月8日18時07分
中国で南シナ海を管轄する海南省の2016年国防予算案が、前年の予算案と比べてほぼ倍増していることが明らかになった。中国経済が減速する中、同省の国防に手厚く配分した。南シナ海の実効支配に向け、地元政府と軍との連携強化が反映されているとみられる。
北京で開会中の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の海南省分科会で示された資料によると、同省の16年国防予算案は1億2107万元(約21億180万円)で、15年の6417万元(約11億1400万円)の約1・9倍に増えた。
16年の中央政府分の国防予算案が前年実績比7・6%増の9543億5400万元(約16・7兆円)と6年ぶりの1桁増にとどまったことと比べても、海南省の伸び率は突出している。
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朝日新聞国際報道部
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