主力ロケットH2A、23年度引退…H3一本化
2016年3月9日(水)0時3分配信 読売新聞
文部科学省は8日、主力大型ロケットを世代交代させる計画を明らかにした。
現在の主力H2Aは、2023年度の打ち上げを最後に引退させる。無人補給船「こうのとり」を載せるH2Bは、19年度に打ち上げを終える。後継ロケットは開発中のH3に一本化され、20年度に1号機が打ち上げられる予定だ。
H2Aは01年の初打ち上げ以降、今年2月までに計30機が打ち上げられた。03年の6号機以外は成功している。引退する23年度までに、さらに約20機が打ち上げられる見通しだ。