巨人・高木京介投手に「野球賭博」の疑い 渡辺恒雄氏が辞任へ
03/08 23:52
プロ野球の巨人軍は8日夜、緊急記者会見を行い、高木京介投手(26)が、野球賭博に関わった疑いがあるとして、日本野球機構に告発することを決めた。
これを受け、渡辺恒雄最高顧問らが辞任の意向を示すなど、球界に激震が走っている。
野球ファンは、「野球を愛している人間にとっては、今回のことは、一番残念だと思っています」、「びっくりしました。やっぱり、活躍されていた方なので」などと話した。
プロ野球ファンから漏れる、落胆の声。
高木京介投手に、野球賭博関与の疑い。
巨人軍が消し去ったはずの黒い霧は、まだ晴れていなかった。
巨人の久保 博球団社長は「重ね重ね、痛恨の極みであります。チームにたまっていた、うみを、完全に出し切れていなかった」と話した。
8日夜、緊急の記者会見を行った巨人軍。
高木京介投手が、野球賭博に関わった疑いがあるとして、NPB(日本野球機構)に告発することを決めた。
高木投手は、プロ5年目の26歳で、2011年、ドラフト4位で巨人に入団した。
1年目から1軍で中継ぎピッチャーとして活躍し、4年間で139試合に登板しているが、なんと一度も負けたことがない。
1軍初登板から連続負けなしの、日本プロ野球新記録も更新中。
高木投手は、野球の名門、石川県の星稜高校出身で、母校にも赴き、意気込みを語っていた。
2014年、高木投手は「学生たちを見て、すごい自分もやる気になりました。ことしは、50試合という登板を目標に掲げているので、それを達成できるように、来シーズンも頑張っていきたい」と話していた。
2015年10月には、巨人の3投手が、野球賭博をしていたことが発覚。
この3投手は、巨人から解雇され、NPBからも無期失格処分となっている。
4人目、またもや投手。
高木投手は、この3人と、どのような関係だったのか。
最初に賭博に手を染めていたのは、笠原元投手。
2014年4月から、賭博常習者のAとB、それぞれと賭博をしていた。
その後、笠原元投手は、松本元投手にBを紹介し、福田元投手にAを紹介。
それぞれが賭博をしていたことが明らかになっている。
そして高木投手は、この笠原投手の誘いを受け、2014年4〜5月にかけて、プロ野球8〜9試合で賭博をしたという。
久保球団社長は「高木がなぜ、自らの過ちを進んで申し出てくれなかったのかと思うと、極めて残念でなりません」と話した。
巨人は、高木投手を8日付で謹慎処分とし、最終的な処分は、NPBに委ねるとしている。
今回の事態を受けて、巨人は、渡辺恒雄球団最高顧問が辞任することを発表した。
野球ファンは、「独裁者だった人間が辞めちゃうというのは、やっぱり責任を感じたのかなっていうのはありますね」、「すごい影響力を持つ方だったので、ナベツネさんの辞任を機に、球界自体が変わるんじゃないかなって」などと話した。
日本野球界のドンも辞任せざるを得ないほど、今回のインパクトは大きいよう。
2015年11月、NPBの熊崎勝彦コミッショナーは「球団・選手・監督・コーチ・職員らが、協約を敢然と順守していくという、そういう強い強い自覚のもとに、球界として一致結束して、再発防止に全力を挙げてほしい」と話していた。
2015年、再発防止を呼びかけた、NPB。
東京地検特捜部出身でもある熊崎コミッショナーに、今回の事態はどのように映ったのか。
熊崎コミッショナーは「全球団一丸となって、有害行為の再発防止に取り組んでまいりました。しかしながら、開幕を控えたこの時期に、過去の新たな事案が発覚いたしました。深くおわび申し上げます」とコメントした。
スポーツ庁の鈴木長官も「今回、また新たな選手の関与が発表されたことは、極めて遺憾である」とコメントしている。
これを受け、渡辺恒雄最高顧問らが辞任の意向を示すなど、球界に激震が走っている。
野球ファンは、「野球を愛している人間にとっては、今回のことは、一番残念だと思っています」、「びっくりしました。やっぱり、活躍されていた方なので」などと話した。
プロ野球ファンから漏れる、落胆の声。
高木京介投手に、野球賭博関与の疑い。
巨人軍が消し去ったはずの黒い霧は、まだ晴れていなかった。
巨人の久保 博球団社長は「重ね重ね、痛恨の極みであります。チームにたまっていた、うみを、完全に出し切れていなかった」と話した。
8日夜、緊急の記者会見を行った巨人軍。
高木京介投手が、野球賭博に関わった疑いがあるとして、NPB(日本野球機構)に告発することを決めた。
高木投手は、プロ5年目の26歳で、2011年、ドラフト4位で巨人に入団した。
1年目から1軍で中継ぎピッチャーとして活躍し、4年間で139試合に登板しているが、なんと一度も負けたことがない。
1軍初登板から連続負けなしの、日本プロ野球新記録も更新中。
高木投手は、野球の名門、石川県の星稜高校出身で、母校にも赴き、意気込みを語っていた。
2014年、高木投手は「学生たちを見て、すごい自分もやる気になりました。ことしは、50試合という登板を目標に掲げているので、それを達成できるように、来シーズンも頑張っていきたい」と話していた。
2015年10月には、巨人の3投手が、野球賭博をしていたことが発覚。
この3投手は、巨人から解雇され、NPBからも無期失格処分となっている。
4人目、またもや投手。
高木投手は、この3人と、どのような関係だったのか。
最初に賭博に手を染めていたのは、笠原元投手。
2014年4月から、賭博常習者のAとB、それぞれと賭博をしていた。
その後、笠原元投手は、松本元投手にBを紹介し、福田元投手にAを紹介。
それぞれが賭博をしていたことが明らかになっている。
そして高木投手は、この笠原投手の誘いを受け、2014年4〜5月にかけて、プロ野球8〜9試合で賭博をしたという。
久保球団社長は「高木がなぜ、自らの過ちを進んで申し出てくれなかったのかと思うと、極めて残念でなりません」と話した。
巨人は、高木投手を8日付で謹慎処分とし、最終的な処分は、NPBに委ねるとしている。
今回の事態を受けて、巨人は、渡辺恒雄球団最高顧問が辞任することを発表した。
野球ファンは、「独裁者だった人間が辞めちゃうというのは、やっぱり責任を感じたのかなっていうのはありますね」、「すごい影響力を持つ方だったので、ナベツネさんの辞任を機に、球界自体が変わるんじゃないかなって」などと話した。
日本野球界のドンも辞任せざるを得ないほど、今回のインパクトは大きいよう。
2015年11月、NPBの熊崎勝彦コミッショナーは「球団・選手・監督・コーチ・職員らが、協約を敢然と順守していくという、そういう強い強い自覚のもとに、球界として一致結束して、再発防止に全力を挙げてほしい」と話していた。
2015年、再発防止を呼びかけた、NPB。
東京地検特捜部出身でもある熊崎コミッショナーに、今回の事態はどのように映ったのか。
熊崎コミッショナーは「全球団一丸となって、有害行為の再発防止に取り組んでまいりました。しかしながら、開幕を控えたこの時期に、過去の新たな事案が発覚いたしました。深くおわび申し上げます」とコメントした。
スポーツ庁の鈴木長官も「今回、また新たな選手の関与が発表されたことは、極めて遺憾である」とコメントしている。