(cache) 『少女たちは荒野を目指す』09話(ネタバレあり・アニメ感想) - マンガ・アニメの感想を書き殴っていくブログ

全話まとめ1 01～08話感想まで

「こんな、リア充の巣窟で収録するの?」
「音響スタジオは、一見なんでもない町中にひっそりとある事が多いの」
「擬態のうまい、腐女子みたいなものよ」

　アトム君は、真顔で何を言うのかなw 彼と当たり前のように会話する黒田さんも、相変わらずです。

　プロの声優さんを雇う六波羅。高校生なのに、スゴイなぁ。

「何か、未知の領域にいるぞ。俺たち」
「プロの施設で、プロの人たちばっかだし」

　プロの大人達に囲まれて、黒田さん以外は上がってしまいます。

「さゆきちゃん。お兄さんは、元気?」
「色々あったけどねぇ。宜しく伝えてくれる?」

　やっぱり黒田・兄は、ゲーム業界で何かあったみたいですね。

　インタビューやブン太達のフォローなどを、そつなくこなす黒田さん。監督とも顔馴染みのようだし、場慣れしてる。

「どう?」
「イメージと違うところはあった?」
「い、いやぁ～。全然イイっすぅ。なぁ?」
「ハ、ハイッ。すごくいいと思いました」

　演技の素人が突然コメントを求められても、こういう風になるわな。この後もブン太とウグイスは、全く同じ言葉を繰り返していましたw 仕方がないw

「じゃぁ続けて、近所の生意気な子供」
「はい」

「くらえぇ、ドリルトルネェェェドォッ」

　ブン太が書いたシナリオは、どんな内容なのかw

　最初から、うまい演技が出来た夕夏。しかし、いい評価をもらったにも拘わらず、頭からの取り直しを願いでます。

「あ、あの、最初からやっていいですか?」
「あの、済みません。もう一回やってもいいですか? 最初から」

　だけど、繰り返せば繰り返すほど、演技がどんどん酷くなっていく。

「ああ、スミマセン」
「すみませんっ。立ってやっていいですかっ?」

　この時の夕夏は、悪循環に陥っていましたね。

　他の収録時間までに録り切れなければ、追加予算を用意しなければならない。だけど、中々納得しません。

「普通じゃ、ダメじゃん!!」
「ブン太も皆も頑張ってここまできて、あたしだけ普通じゃ、ダメじゃんっ!!」

　ブン太も自分のシナリオの質について、悩んだ事がありました。今回は夕夏の番ですが、待っている時間が長かった分、溜まったものも多かったんでしょう。でも、ちょっと空回りしてます。

「最高の仕事というのは、時間内で達成可能なものを言うのよ」

　こう言う黒田さんに、突っかかる夕夏。ただ、黒田さんと二人っきりで話すと、不本意ながらもといった感じですが、何とか時間内に収録を終わらせました。
　でも、それから部活に顔を出さなくなってしまい、追ってきたブン太から逃げ出しましたががが。踏切に突っ込むのは危ない!!

「何で、逃げんだよ。泣くし」

　ブン太が、相手の気持ちを探りながら、話しかけています。ああいう繊細な心情描写は、何だか親近感が湧ので好きです。

　子供の時、ブン太とアトムに認められたため、演技を好きになっていったのかな。
　連れていかれる夕夏は、いつになく気弱でしたね。

「あなたのキリカは、あなたにしか出来ない」
「ほんの少しだけど時間を作ったから、あなたの最高の仕事をみせて」
「クリエイターの仕事を作るのも、プロデューサーの役目。最高の仕事だったわ」

　名プロデューサーだなぁ。

「なぁ～に言ってんだよ。アトムの事、監督さんがすげぇ褒めてたぜ」
「そぉおう?」
「大変だったろ?」
「それが、僕の仕事だから」

　キスする寸前の二人…、と思われている二人。というオチャラけた雰囲気が、黒田兄からのメールで一変します。
　急転展開ですね。黒田兄については前から気になっていたので、来週の放送が待ち遠しいです。

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