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NEC 台湾で緊急地震速報システムの実証実験へ3月9日 1時12分
大手電機メーカーのNECは台湾の気象当局と連携して、日本で運用している緊急地震速報システムの実証実験に乗り出すことになりました。年内にも正式な受注を目指したい考えで、実現すれば、日本の緊急地震速報が初めて輸出されることになります。
緊急地震速報は、気象庁が地震の最初の揺れをもとに、強い揺れが予測される場合にテレビなどで伝える仕組みで、日本ではNECが開発したシステムが使われています。
NECによりますと、先月、マグニチュード6.4の地震で大きな被害が出た台湾の気象当局から、日本の緊急地震速報のシステムの導入を検討したいとして、実証実験の依頼があったということです。これを受けて、NECは台湾の気象当局と連携して、ことし9月に実験に乗り出すことになり、台湾の地震の観測点などを踏まえ、ソフトウェアの開発を進めています。
NECは年内にも正式な受注を目指したい考えで実現すれば、日本の緊急地震速報システムが初めて輸出されることになります。システムの受注額は最大で100億円規模に達する見込みだということで、今後、アジアや南アメリカなど地震が多い国や地域から、日本の技術力を生かした緊急地震速報の受注を目指したいとしています。
NECによりますと、先月、マグニチュード6.4の地震で大きな被害が出た台湾の気象当局から、日本の緊急地震速報のシステムの導入を検討したいとして、実証実験の依頼があったということです。これを受けて、NECは台湾の気象当局と連携して、ことし9月に実験に乗り出すことになり、台湾の地震の観測点などを踏まえ、ソフトウェアの開発を進めています。
NECは年内にも正式な受注を目指したい考えで実現すれば、日本の緊急地震速報システムが初めて輸出されることになります。システムの受注額は最大で100億円規模に達する見込みだということで、今後、アジアや南アメリカなど地震が多い国や地域から、日本の技術力を生かした緊急地震速報の受注を目指したいとしています。