2016-03-07 23:26:23
JALに物申す! 刀剣に関するお願い(拡散希望)
テーマ:刀剣
3月5日(土)のことです。
AK-69さんとの稽古を終え、急ぎ大阪豊中での稽古のために羽田空港へ向かった僕。
飛行機に乗り遅れてはいけないと、着替える間もなく稽古着のままでの移動でした。
空港でいつも困るのが、搭乗受付カウンターでの日本刀(真剣)の取り扱い。
不慣れな係員の場合、いちいちマニュアルを見たり、上司に相談しに行ったりなど、多大な時間を奪われ、その結果、搭乗するはずだった飛行機に乗れず、一便遅い飛行機に搭乗を余儀なくされることがこれまでにも多々ありました。
そのような経緯から、真剣を携えていても、カウンターでは真剣とは申請せず、模擬刀と申請することが多くなりました。
模擬刀と申請した場合はスムーズに搭乗ができるからです。
勿論、模擬刀と申請はしても実物は真剣ですから、防犯のために
「模擬刀ですが、高級品なので、銃砲刀剣ケースに入れて鍵をかけてください。」
と言い含めます。
とにかくね、JALのカウンター係員の対応が悪すぎるのですよ。
東京や地方での刀の買い付けの際、無銘の刀だと、どれがどの刀の登録証かわからなくなってはいけないので、鞘に登録証を巻きつけたまま刀袋に入れているわけですが…
これまでのJALの係員のとんでもない対応は…
全て登録証を確認する必要があるので、全部出してください。
とのことで、30振近い日本刀をカウンターに並べたことがあります。
登録証確認のために刀袋から出され、むき出し状態で並べられる日本刀…
第三者が奪って鞘から抜いて暴れるようなことをしたらどうなるでしょう?
そもそも無登録の刀を飛行機で運ぶようなことをしますか??
一振りだけを取り出し、このように一振り一振りに登録証を巻きつけてあります。大勢他のお客さんがいる前で、全ての刀を並べるのも防犯上良くないでしょう? 手際良く手続きを進めてくださいとお願いしても、頭が固い係員の場合、あくまで全て確認しようとします。
そして一枚一枚登録証を読み上げる…
読み上げてあなたに何がわかるんですか??
刀に登録証が交付されているのを目視するだけでいいでしょうに。
もっと酷い係員になると、登録証の記載内容と同じ刀かどうか調べますので、分解してくださいと言われたこともあります。
他のお客さんが居るところで、刀を分解して長さや反り、銘文を調べる??
何振り持ってきてると思ってるんでしょう…
そもそも一航空会社にそこまでする権限があるのでしょうか?
てか、見た所で係員に刀のことがわかりますか??
と、まぁこれまでJALには散々な目にあわされていますので、この日も搭乗のための手荷物預け時間が迫っていることもあり、無難に預けたいと、模擬刀として申告したわけですが…
本物かどうか確かめる必要がありますとのたまう…
どうやって本物かどうか確認するのか尋ねたら、刃に触れて切れるかどうかを確かめると言う…
アホか… 真剣の刃に触れたら刀が錆びるがな!
言葉丁寧に
「お姉さん、今時の模擬刀は刃がついているものもあるんだよ? 本物か模擬刀かは通常材質で判断するのだから、ちゃんと刀剣のこと勉強してよ。」
と言いながら、まずは稽古に使っている模擬刀を見せ、もう一振りも同じようなものだからと言ったのですが、あくまでもう一振りも確認すると…
刃に触れられたくないので、いやおうなく
「ごめんね。搭乗手続き早く済ませたかったから、模擬刀って申告したけど、こっちは真剣。はい、これがその登録証ね。」
と登録証を見せました。
この時点ではまだ飛行機に乗れる時間だったのに、係員… 案の定マニュアルを取り出しなんだかんだ上司に報告したり…
そうしているうちに搭乗締め切り時間になりました…
「お客様申し訳ございませんが、次の便でお願いします。」
19時からの豊中での稽古に一時間以上遅れることになるので、それはできないとなんとかしてくれと頼んだのですが、あくまで一便遅らせようとする…
もう、堪忍袋の緒が切れまして、羽田空港で大声出して怒りました。
「お前らええかげんにせぇよ! 度々JAL利用してることはこれまでの搭乗記録を見てもわかるやろ! 俺が初めてJALを利用する人間なら、不審に思われてあれこれ調べられても仕方ないかもしれんが、こうやって飛行機遅らされるの何回目やねん!」
すると係員の上司、真剣なのにこちらが虚偽の報告をしたがために搭乗手続きが間に合わなかったみたいなことを言って、責任転嫁し出すものだから、更にきれまして ※じゅうぶん間に合う時間でした。
「毎回登録証見せてスムーズに手続きしてくれたら、こっちも模擬刀やなんて言わんのじゃ! お前らがこうやって手間取らせるからこっちも模擬刀としてスムーズに通そうとしてしまうんやろが!」
と声を大に言いました。
その後も係員とその上司、本当に日本刀のことを理解していないので、銃砲用の申請用紙を出してきて、それに記載しろとか…
そこでまたお説教
「よく見ろ。銃砲と書いてるやろこの紙には! どこに刀剣の文字がある? 日本刀は日本国内においては武器ではなく美術品という扱いや! 登録証を確認したら速やかに銃砲刀剣ケースに入れて鍵かけて、それで手続きしまいやろが! お前らのせいで稽古に遅れてしまうやろ! どない責任とってくれるねん! そもそも刀を預けるのにどないして刀で悪さできるゆうねん?」
そしたらね…
これまでで最悪の対応されましたよ…
何されたって?
警察呼んできたんです。
もう、JALの対応最悪!!(怒
周囲の客から見た僕は、JALに難癖つける変なオヤジか、日本刀を不法所持して警察を呼ばれたようにしか見えないでしょうね。
もう怒り爆発しまして、来た警官にも
「何しに来てん?」
とふてくされた態度をとる僕。
「日本刀持ってるんでしょう。」
と言い返す警官。
「俺が空港で刀抜いて暴れてるか? ましてや殺傷事件起こしたわけでもないのに警察が出てくるな! 警察の管轄ちゃうやろ! 文化庁や教育委員会の管轄問題やろが! 云々…」
正論を説くのでJALの係員(上司)が連れてきた警察は暫くすると大人しく戻っていきましたが、その後もJAL係員との問答は続く…
「お前らほんま頼むから、会社あげて日本刀についてちゃんと勉強しろ! この日本刀は美術品登録されたものや! モナリザの絵を持って移動するのとなんらかわらんのや! 云々…」
最初に対応した係員のお姉さんには、
「仕事熱心なのは認めるけど、お姉さん空気読めや。搭乗締め切りまで10分しかなかったやろ? いちいちマニュアル見たり、上司に相談しなければ、予定通りの飛行機に乗れて、稽古に遅刻することもなかったんやで? もっと要領よくやれよ。」
そんなこんなで係員に説教しまくり、JALの不手際のために飛行機を一便遅いものに変えられ、稽古に遅れることについて、ダチョウ倶楽部の決め台詞
「訴えてやる!」
を捨て吐き伊丹空港に戻りました。
本当に疲れます。毎回毎回JALの対応には…
こうした刀剣に関する間違った認識をJALには会社をあげて改善して頂きたく、この記事を読まれた日本刀愛好家の有志の方々には、JALをはじめとする航空会社等に改善を促すべく、JALへの苦情の問い合わせやメール、そしてこの記事の拡散をお願い致します。
※追記
JALのマニュアルには、登録証の見本写真が印刷されており、こうした登録証が交付されている刀であれば、銃砲刀剣ケースに入れて施錠し、到着空港で手渡しするように書かれているようですが、何故か現場職員は銃砲に関する書類を出してきて、記入を求めたり、いちいち上司に相談したりするのですが、この上司自身も刀剣の扱いを理解でいていません。そのため今回も、何度も「この紙は銃砲に関する申請書であって、刀には適用されない。刀の預け入れに申請は必要ない。」と、手続きの手順を教えても、頑なに銃砲申請用紙に「規則ですから」と記載を求めたりするのです。後になってから、お客様のご指摘通り、この用紙は銃砲専用で、刀には関係ありませんでした。なんて謝罪されても(この日も最後には申請書類が必要ないことを職員が認めました)、乗り遅れた飛行機には乗れませんし、時間も戻りませんからね。
関西(大阪豊中・兵庫川西)で古流居合術を学ぶなら、『修心流居合術兵法 修心館』
http://www.shushinryu.com
居合刀・武用刀剣から価値ある美術刀剣まで、日本刀・刀剣・古武具に関することなら『美術刀剣 刀心』
http://nihontou.jp
AK-69さんとの稽古を終え、急ぎ大阪豊中での稽古のために羽田空港へ向かった僕。
飛行機に乗り遅れてはいけないと、着替える間もなく稽古着のままでの移動でした。
空港でいつも困るのが、搭乗受付カウンターでの日本刀(真剣)の取り扱い。
不慣れな係員の場合、いちいちマニュアルを見たり、上司に相談しに行ったりなど、多大な時間を奪われ、その結果、搭乗するはずだった飛行機に乗れず、一便遅い飛行機に搭乗を余儀なくされることがこれまでにも多々ありました。
そのような経緯から、真剣を携えていても、カウンターでは真剣とは申請せず、模擬刀と申請することが多くなりました。
模擬刀と申請した場合はスムーズに搭乗ができるからです。
勿論、模擬刀と申請はしても実物は真剣ですから、防犯のために
「模擬刀ですが、高級品なので、銃砲刀剣ケースに入れて鍵をかけてください。」
と言い含めます。
とにかくね、JALのカウンター係員の対応が悪すぎるのですよ。
東京や地方での刀の買い付けの際、無銘の刀だと、どれがどの刀の登録証かわからなくなってはいけないので、鞘に登録証を巻きつけたまま刀袋に入れているわけですが…
これまでのJALの係員のとんでもない対応は…
全て登録証を確認する必要があるので、全部出してください。
とのことで、30振近い日本刀をカウンターに並べたことがあります。
登録証確認のために刀袋から出され、むき出し状態で並べられる日本刀…
第三者が奪って鞘から抜いて暴れるようなことをしたらどうなるでしょう?
そもそも無登録の刀を飛行機で運ぶようなことをしますか??
一振りだけを取り出し、このように一振り一振りに登録証を巻きつけてあります。大勢他のお客さんがいる前で、全ての刀を並べるのも防犯上良くないでしょう? 手際良く手続きを進めてくださいとお願いしても、頭が固い係員の場合、あくまで全て確認しようとします。
そして一枚一枚登録証を読み上げる…
読み上げてあなたに何がわかるんですか??
刀に登録証が交付されているのを目視するだけでいいでしょうに。
もっと酷い係員になると、登録証の記載内容と同じ刀かどうか調べますので、分解してくださいと言われたこともあります。
他のお客さんが居るところで、刀を分解して長さや反り、銘文を調べる??
何振り持ってきてると思ってるんでしょう…
そもそも一航空会社にそこまでする権限があるのでしょうか?
てか、見た所で係員に刀のことがわかりますか??
と、まぁこれまでJALには散々な目にあわされていますので、この日も搭乗のための手荷物預け時間が迫っていることもあり、無難に預けたいと、模擬刀として申告したわけですが…
本物かどうか確かめる必要がありますとのたまう…
どうやって本物かどうか確認するのか尋ねたら、刃に触れて切れるかどうかを確かめると言う…
アホか… 真剣の刃に触れたら刀が錆びるがな!
言葉丁寧に
「お姉さん、今時の模擬刀は刃がついているものもあるんだよ? 本物か模擬刀かは通常材質で判断するのだから、ちゃんと刀剣のこと勉強してよ。」
と言いながら、まずは稽古に使っている模擬刀を見せ、もう一振りも同じようなものだからと言ったのですが、あくまでもう一振りも確認すると…
刃に触れられたくないので、いやおうなく
「ごめんね。搭乗手続き早く済ませたかったから、模擬刀って申告したけど、こっちは真剣。はい、これがその登録証ね。」
と登録証を見せました。
この時点ではまだ飛行機に乗れる時間だったのに、係員… 案の定マニュアルを取り出しなんだかんだ上司に報告したり…
そうしているうちに搭乗締め切り時間になりました…
「お客様申し訳ございませんが、次の便でお願いします。」
19時からの豊中での稽古に一時間以上遅れることになるので、それはできないとなんとかしてくれと頼んだのですが、あくまで一便遅らせようとする…
もう、堪忍袋の緒が切れまして、羽田空港で大声出して怒りました。
「お前らええかげんにせぇよ! 度々JAL利用してることはこれまでの搭乗記録を見てもわかるやろ! 俺が初めてJALを利用する人間なら、不審に思われてあれこれ調べられても仕方ないかもしれんが、こうやって飛行機遅らされるの何回目やねん!」
すると係員の上司、真剣なのにこちらが虚偽の報告をしたがために搭乗手続きが間に合わなかったみたいなことを言って、責任転嫁し出すものだから、更にきれまして ※じゅうぶん間に合う時間でした。
「毎回登録証見せてスムーズに手続きしてくれたら、こっちも模擬刀やなんて言わんのじゃ! お前らがこうやって手間取らせるからこっちも模擬刀としてスムーズに通そうとしてしまうんやろが!」
と声を大に言いました。
その後も係員とその上司、本当に日本刀のことを理解していないので、銃砲用の申請用紙を出してきて、それに記載しろとか…
そこでまたお説教
「よく見ろ。銃砲と書いてるやろこの紙には! どこに刀剣の文字がある? 日本刀は日本国内においては武器ではなく美術品という扱いや! 登録証を確認したら速やかに銃砲刀剣ケースに入れて鍵かけて、それで手続きしまいやろが! お前らのせいで稽古に遅れてしまうやろ! どない責任とってくれるねん! そもそも刀を預けるのにどないして刀で悪さできるゆうねん?」
そしたらね…
これまでで最悪の対応されましたよ…
何されたって?
警察呼んできたんです。
もう、JALの対応最悪!!(怒
周囲の客から見た僕は、JALに難癖つける変なオヤジか、日本刀を不法所持して警察を呼ばれたようにしか見えないでしょうね。
もう怒り爆発しまして、来た警官にも
「何しに来てん?」
とふてくされた態度をとる僕。
「日本刀持ってるんでしょう。」
と言い返す警官。
「俺が空港で刀抜いて暴れてるか? ましてや殺傷事件起こしたわけでもないのに警察が出てくるな! 警察の管轄ちゃうやろ! 文化庁や教育委員会の管轄問題やろが! 云々…」
正論を説くのでJALの係員(上司)が連れてきた警察は暫くすると大人しく戻っていきましたが、その後もJAL係員との問答は続く…
「お前らほんま頼むから、会社あげて日本刀についてちゃんと勉強しろ! この日本刀は美術品登録されたものや! モナリザの絵を持って移動するのとなんらかわらんのや! 云々…」
最初に対応した係員のお姉さんには、
「仕事熱心なのは認めるけど、お姉さん空気読めや。搭乗締め切りまで10分しかなかったやろ? いちいちマニュアル見たり、上司に相談しなければ、予定通りの飛行機に乗れて、稽古に遅刻することもなかったんやで? もっと要領よくやれよ。」
そんなこんなで係員に説教しまくり、JALの不手際のために飛行機を一便遅いものに変えられ、稽古に遅れることについて、ダチョウ倶楽部の決め台詞
「訴えてやる!」
を捨て吐き伊丹空港に戻りました。
本当に疲れます。毎回毎回JALの対応には…
こうした刀剣に関する間違った認識をJALには会社をあげて改善して頂きたく、この記事を読まれた日本刀愛好家の有志の方々には、JALをはじめとする航空会社等に改善を促すべく、JALへの苦情の問い合わせやメール、そしてこの記事の拡散をお願い致します。
※追記
JALのマニュアルには、登録証の見本写真が印刷されており、こうした登録証が交付されている刀であれば、銃砲刀剣ケースに入れて施錠し、到着空港で手渡しするように書かれているようですが、何故か現場職員は銃砲に関する書類を出してきて、記入を求めたり、いちいち上司に相談したりするのですが、この上司自身も刀剣の扱いを理解でいていません。そのため今回も、何度も「この紙は銃砲に関する申請書であって、刀には適用されない。刀の預け入れに申請は必要ない。」と、手続きの手順を教えても、頑なに銃砲申請用紙に「規則ですから」と記載を求めたりするのです。後になってから、お客様のご指摘通り、この用紙は銃砲専用で、刀には関係ありませんでした。なんて謝罪されても(この日も最後には申請書類が必要ないことを職員が認めました)、乗り遅れた飛行機には乗れませんし、時間も戻りませんからね。
関西(大阪豊中・兵庫川西)で古流居合術を学ぶなら、『修心流居合術兵法 修心館』
http://www.shushinryu.com
居合刀・武用刀剣から価値ある美術刀剣まで、日本刀・刀剣・古武具に関することなら『美術刀剣 刀心』
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2016-03-04
3 ■ご苦労、分かります。
事前に相当理解してもらっておかないと、スムーズな搭乗は難しいでしょう。
同じJALに見えるかもしれませんが、おそらく対応者一人ひとりが別組織だろうから、
まずは全社で統一見解させるような部門を見つけないと。
大変ですね。