サンコーは、電動モーターを搭載し、荷物の運搬をアシストしてくれる『電動アシスト台車』を発売しました。同社直販サイト「サンコーレアモノショップ」で販売し、価格は14万8000円(税込)。
台車のハンドル部分に設置されたコントローラーで電動モーターを操作でき、両サイドのスロットルトリガーを前に倒せば前進、後ろに倒せばバックさせることができます。また、コントローラー上部のダイヤルを回せば、スピードの調整も行えます。
スロットルトリガーは、手を離すと自動で元に戻る仕組みで、台車が勝手に進んでしまう心配はありません。また万が一、スロットルトリガーが戻せなくなったときに、電動モーターを停止できる緊急停止ボタンも備えています。
運転モードは、電動モーターを使用する「電動アシストモード」に加えて、「手動モード」を搭載。荷台下にあるレバーで運転モードを切り替えられ、「手動モード」にすれば、通常の台車として使うことができます。
バッテリーは付属の充電ケーブルをつないで、家庭用コンセントから充電可能。8~10時間で満充電でき、約4時間稼働します。なお、バッテリーの残量は、ハンドル部分のコントローラーにあるメーターで確認できます。
このほか、電源キーを挿した状態でなければ電源が入らないため、他人の無断使用なども防ぐことができます。電源キーは標準で2個付属します。
サイズは、幅600×奥行き1000×高さ1100mmで、折りたたみ時の高さは450mm。また、地上から荷台までの高さは295mm、重量は58kg。電動モーターは200Wとなっています。
台車自体が約60kgあるので、アシスト無しだとかなりきつそうですが、自転車の電動アシストと違い自分で押す力をサポートするというよりはコントロールして動かすイメージでしょうか。重い荷物を運ぶときは重宝しそうです。