編集委員・堀篭俊材
2016年3月8日12時19分
一橋大は、2018年4月に大学院商学研究科など二つの研究科を統合し、経営学修士(MBA)を取得できる経営大学院(ビジネススクール)の教育を拡充する。早稲田大も今年4月に二つの研究科を一緒にする。社会人や留学生の獲得に向けて、国内のブランド大学が、欧米の大学に比べ存在感の薄いビジネススクールの改革に乗り出す。
国内には約20校のビジネススクールがあるが、国際ランキングの上位は、米ハーバード大や英ロンドン・ビジネススクールなど欧米の大学で占められる。世界で認められようと、一橋大も早大も、世界のビジネススクールを評価している米国の国際認証AACSBの取得をめざす。
一橋大は、現在の商学研究科と国際企業戦略研究科経営・金融専攻を統合して、経営管理研究科を新設する。現在は英語や日本語で教える三つのコースがあるが、社会人向けに、日本語で経営全般を学べる夜間のコースを新たにつくる。
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