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【スポーツ】

ペイトン引退にたたえる声が続々 NFLを永久に変えた

2016年3月8日 紙面から

 チームに引退の意志を伝えたブロンコスのQBペイトン・マニング(39)について、周囲からこれまでの偉業をたたえる声が続出した。6日のAP通信など複数のメディアが伝えた。7日(日本時間8日)に会見する。2月にブロンコスで自身2度目のスーパーボウルを制したペイトンは、通算パス7万1940ヤード獲得、同539TDなど数多くのNFL記録を塗り替え、MVPも歴代最多の5度受賞したNFL史上最高のQB。

◆きょう引退会見

 2月7日のスーパーボウルでトロフィーを掲げて1カ月。ペイトンが引退の決断を下した。18年間、NFLのトップを走り続けてきた不世出のQBはタイトルとともにフィールドを去ることになった。

 「ペイトンは、誰もがともにプレーしたいと思わせる選手だった。彼の存在がチームを強くしてくれた。彼の最後の年にともに優勝できてうれしく思う」と、引退を伝えられたエルウェーGM。自らも17年前にエースQBとしてスーパーボウルを制して引退していた。

 98年、コルツにドラフト全体トップ指名されてNFL入り。06年季にスーパーボウルを制した後、11年季に頸椎(けいつい)を痛めて全試合欠場する試練も味わった。だが、翌12年にブロンコスへ移籍して復活。今季は負傷や衰えなどで数字上は自己最悪のシーズンで後半戦は故障もありベンチへ下がったが、プレーオフで先発に復帰。スーパーボウルを制し史上初めて2チームで頂点に立った先発QBとなった。

 17度にわたって対戦した宿命のライバル、ペイトリオッツQBブレイディは「ペイトン・マニングはNFLを永久に変えた選手。(何度も対戦して)光栄だった」とコメント。

 NFLのグッデル・コミッショナーも「闘争心とフットボールへの愛で伝説的な選手となった。彼の貢献に永久の感謝をささげたい」と、ペイトンのキャリアをたたえていた。

 

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