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中国電力 首都圏で電気販売へ3月8日 10時24分
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来月から電力小売りが全面自由化されるのに合わせて中国電力は新たな顧客を獲得するため、首都圏の家庭向けにも電気の販売に乗り出すことになりました。
これは、7日、中国電力が記者会見して明らかにしました。それによりますと、一般の家庭でも電気の契約先を自由に選べる電力小売りの全面自由化がスタートする来月から、新たに首都圏の家庭向けに電気の販売を始めるということです。対象は東京電力管内の1都8県にあって、1か月の電気の使用量がおおむね400キロワットアワーを超える世帯で、8日からインターネットを通じて申し込みを受け付けます。中国地方にある自前の発電所で発電した電気のうち、余った分を東京電力の送電線などを使って供給するということで、現在の東京電力の料金より最大で9%割安になるとしています。契約目標は3万件で、業界の垣根を越えて競争が激しくなるなか、既存の電力会社としても市場の大きい首都圏で新たな顧客を獲得しようというねらいがあります。
中国電力お客さまサービス本部の加藤昭彦マネージャーは「価格の面では競争力のあるメニューが用意できた。加えて中国地方の特色を出したサービスで差別化を図っていきたい」と話していました。
中国電力お客さまサービス本部の加藤昭彦マネージャーは「価格の面では競争力のあるメニューが用意できた。加えて中国地方の特色を出したサービスで差別化を図っていきたい」と話していました。