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去年10月~12月のGDP改定値 年率-1.1%に3月8日 8時55分
去年10月から12月までのGDP=国内総生産の改定値は、最新の統計データを反映した結果、年率に換算した実質の伸び率でマイナス1.1%となり、先月発表された速報値のマイナス1.4%から上方修正されましたが、引き続きマイナスでした。
内閣府が発表した去年10月から12月までのGDP=国内総生産の改定値によりますと、物価の変動を除いた実質の伸び率は、前の3か月に比べてマイナス0.3%となりました。これを年率に換算しますと、マイナス1.1%となり、先月発表された速報値のマイナス1.4%から上方修正されました。
これは最新の統計データを反映したためで、前の3か月と比べて、「企業の設備投資」は速報値のプラス1.4%から、プラス1.5%に上方修正され、「輸出」はマイナス0.9%から、マイナス0.8%に改善しました。
一方、「個人消費」は速報値のマイナス0.8%から、マイナス0.9%に、「公共投資」もマイナス2.7%から、マイナス3.4%に下方修正されました。
「住宅投資」は速報値と変わらずマイナス1.2%でした。
GDPがマイナスとなるのは、去年4月から6月まで以来2期ぶりで、今回、速報値より小幅に上方修正されたものの、景気の停滞感を改めて示す形となりました。
これは最新の統計データを反映したためで、前の3か月と比べて、「企業の設備投資」は速報値のプラス1.4%から、プラス1.5%に上方修正され、「輸出」はマイナス0.9%から、マイナス0.8%に改善しました。
一方、「個人消費」は速報値のマイナス0.8%から、マイナス0.9%に、「公共投資」もマイナス2.7%から、マイナス3.4%に下方修正されました。
「住宅投資」は速報値と変わらずマイナス1.2%でした。
GDPがマイナスとなるのは、去年4月から6月まで以来2期ぶりで、今回、速報値より小幅に上方修正されたものの、景気の停滞感を改めて示す形となりました。