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【関西の議論】
夏帆そっくりの「美貌」京都党新代表・江村市議の素顔…怖がりで人前が苦手、酒で記憶なくなる?
結局、村山氏は昨年12月末に立候補断念を決め、代表を辞任することになった。「村山氏は『自分の判断が混乱の引き金になっていると思うので辞任する』と。周りの人間は言葉が出ませんでした」
「背中押され、腹くくる」
その後の今年1月、候補者擁立をめぐる意見対立もあり、党所属議員の一人、山集(やまず)麻衣子市議(34)が離党。結局、所属議員は4人になり、交渉会派の資格を失った。「1年も経たずに交渉会派でなくなったのは、支援者のみなさんに申し訳ないと思っています」
そして村山氏の代表辞任に伴い新代表に、と白羽の矢が立ったのだ。
「1月の半ばごろに代表にという声がありました。最初はちょっと勘弁してくださいという状態でした。そんな大役は2期目の身で、受けるにはあまりに重責なのでかなり渋っていました。それでも支援者や党の顧問陣らから背中を押されました。支援者に心配をかけ続けることがよくないと思い、腹をくくってやろうという気持ちになりました」
今後、党の代表として、どうやって舵取りをしていくのだろうか。
しがらみのない是々非々▽将来に責任を持つために持続可能な街づくり▽市民感覚の政治-という3つのポイントを市民にもっと知ってもらう努力が必要だと強調した上で、こう語る。
「市民に地方政治の動きの臨場感をどこまで感じていただけるかが議会人の役目。そのためにも広報的な部分も、もっと力を入れていきたい」
22年の結党当初から2ケタの議席を目指そうという目標があったという京都党。現有の議席を守りつつ、視線の先には10議席を目指したいという。