ここから本文です

ヴァンネットが破産手続き=負債40億円、ワイン投資ファンド―帝国データ

時事通信 3月7日(月)23時0分配信

 民間信用調査機関の帝国データバンクによると、ワイン投資ファンドの組成・運営会社ヴァンネット(東京)が7日、東京地裁に自己破産を申請、破産手続き開始の決定を受けた。債権者は530人以上、負債額は40億円を超える見込み。
 ヴァンネットは2000年7月の設立。フランス産の高級ワインなどを買い付けて保管すれば、将来の値上がりで利益が得られるとの触れ込みで、01年4月から14年6月までに計25のワイン投資ファンドを組成。延べ1989人の投資家から約77億4600万円の出資金を集めた。
 しかし15年12月、高橋淳代表がワインの買い付けや売却に関し虚偽の報告をしていた事実が判明。財務省関東財務局から第二種金融商品取引業の登録取り消し処分と業務改善命令を受けた。
 その後の弁護士による調査では、投資対象のワイン商品在庫が激減していたことが明らかになった。帝国データによると、現在は計14ファンドで未償還の出資金が36億7372万円に上っている。未償還出資者は523人いるといい、一人平均700万円強が未償還になっている計算だ。 

最終更新:3月8日(火)1時29分

時事通信

米大統領選の候補者 中東問題どうみる

米で行われている民主・共和両党の大統領候補選びのための予備選挙で、中東はどのように論じられているのか? 共和党はトランプ氏が3連勝と圧倒。
本文はここまでです このページの先頭へ

お得情報

その他のキャンペーン