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ジカ熱の専門家会合 小頭症などとの関連を議論
3月8日 5時51分

中南米を中心に感染が広がっているジカ熱について、WHO=世界保健機関は、世界の感染症の専門家などを集めた会合をスイスで開き、妊娠中の感染と頭部が先天的に小さい小頭症の赤ちゃんなどとの関連性について議論しています。
中南米を中心に感染が広がっているジカ熱では、妊娠中の感染と頭部が先天的に小さい
小頭症の赤ちゃんとの関連性が指摘されているほか、感染した人に、ギラン・バレー症候群という手足に力が入らなくなる症状が出たとされるケースが、相次いで報告されています。
WHOは7日、感染が広がる国々の保健当局の担当者や、世界の感染症の専門家など、およそ100人を集めた会合をスイスのジュネーブで開き、各国の症例などをもとにジカ熱と小頭症などとの関連性を議論しています。WHOのエイルワード事務局長補は、ジカ熱との関連を疑わせる症例が増えていると指摘していて、会合では、治療薬やワクチンの開発などについても意見が交わされる見通しです。
会合は9日まで開かれる予定で、議論の内容は8日に予定されているWHOの緊急委員会にも反映され、感染の広がりが報告されている国や地域への渡航について、WHOとして新たな見解を示すべきかなどが検討されるということです。

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