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宇宙飛行士の大西さん アメリカでの訓練を公開3月8日 4時48分
ことし6月ごろから国際宇宙ステーションに長期滞在する、日本人宇宙飛行士の大西卓哉さんの訓練が、7日にアメリカのジョンソン宇宙センターで公開され、初めての宇宙飛行に向けた準備が、最終段階を迎えています。
日本人では11人目の宇宙飛行士となる大西卓哉さんは、ことし6月ごろに初めて宇宙飛行をして、およそ4か月半にわたって国際宇宙ステーションに長期滞在することになっています。
大西さんは、一緒に長期滞在するアメリカとロシアの2人の宇宙飛行士とともに、アメリカ南部テキサス州のジョンソン宇宙センターで訓練に臨んでいて、7日にそのようすが公開されました。
訓練は、国際宇宙ステーションの実物大の模型で行われ、大西さんたち3人の宇宙飛行士は、火災や空気漏れなどの緊急事態が起きたときの対処方法を確認していました。このうち、宇宙ステーションのどこかで空気漏れが起きているという想定の訓練では、気圧をはかる装置などを使って、空気漏れの場所を割り出すための作業に当たっていました。
大西さんは宇宙での滞在中、新たな薬や素材の開発に挑む実験に臨むほか、日本の実験棟「きぼう」から超小型の人工衛星を宇宙に放出する任務にも当たることになっています。
大西さんは、今月までアメリカでの訓練を行ったあと、来月ロシアに移動し、6月ごろ、中央アジア・カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から宇宙に向かうことになっています。
大西さんは、一緒に長期滞在するアメリカとロシアの2人の宇宙飛行士とともに、アメリカ南部テキサス州のジョンソン宇宙センターで訓練に臨んでいて、7日にそのようすが公開されました。
訓練は、国際宇宙ステーションの実物大の模型で行われ、大西さんたち3人の宇宙飛行士は、火災や空気漏れなどの緊急事態が起きたときの対処方法を確認していました。このうち、宇宙ステーションのどこかで空気漏れが起きているという想定の訓練では、気圧をはかる装置などを使って、空気漏れの場所を割り出すための作業に当たっていました。
大西さんは宇宙での滞在中、新たな薬や素材の開発に挑む実験に臨むほか、日本の実験棟「きぼう」から超小型の人工衛星を宇宙に放出する任務にも当たることになっています。
大西さんは、今月までアメリカでの訓練を行ったあと、来月ロシアに移動し、6月ごろ、中央アジア・カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から宇宙に向かうことになっています。