「良い経験になるからちょっと顔だしなよ」
「勉強になると思うから、一緒に土曜日の勉強会出よう!」
誘いについて行った結果、自分にとっては何ともつまらないことだった。時間の無駄で行かない方が良かった。
こういった経験をしている人は多い。タチの悪いことに、同じことを何度も何度も繰り返し、結局何も身についていないって人もいる。
時間の無駄遣いを「経験」と偽ることはやめよう。無駄だったことはしっかり認めて、「じゃあ何に使えば良いのか」ということを考えよう。
他人にとって価値があることは、自分にも価値があるのだろうか?
多くの人は、「そんなことない。」ということを理解していると思う。
彼/彼女と自分は違うから、当然価値のあることも違う。そんなことはわかっている。
そのはずなのに、どうして「他人にとって価値あること」について行ってしまうのだろうか。大きく2つの原因がある。これ以外にも要因はあるだろうけど、この記事では2つに絞る。
- 自分にとって何が価値のあることなのか、そもそも理解していない。
- 誘ってくれた人との人間関係を良くしておきたい。
自分にとって価値のあることとは何だろうか?
今まさに自分にとって価値があることについて、即答できるか試してほしい。いくつあっても良い。
もし3つ以上あるのならば、自分の時間の中で3つすべて実行できるのか考えてみよう。
仕事も家族も趣味も価値があるとして、それらはあなたの時間の中で、あなたが満足いくまで追求できるだろうか。3つすべてが大事だと思っているけれど、じつはそのうちの1つか2つ、あるいは3つすべてを妥協していないだろうか。
妥協していることに気づいたら、「本当にこれは自分にとって価値があるのかなぁ」とぼんやり考え直してほしい。
考え直した結果、やっぱり価値があるのならば、どうやったら妥協しないで取り組めるのか考えよう。必要なことなら妥協せずに取り組むべきだ。
価値がない、もしくは価値があるとまでは言えないのならば、それに費やす時間を減らそう。もっと大事なことに時間を使うべきだ。
八方美人にならずに、自分にとっての価値で人間関係を考えても良いのではないか?
「人付き合い」や「知らないことを経験する」ということは価値があるだろうか。
誘われた瞬間にはついつい価値があることと思ってしまうけれど、いざ自分にとって大事なことを整理すると、意外とどうでも良いことなのかもしれない。
単に、断ることで相手の気分を害すのを嫌だと思っているのではないだろうか。
「他人に嫌われないこと」を大事な価値だと思っているのなら誘いに乗ることは必要だろう。でも、そうでないのならば、勇気を持って断ることで、大事なことに使う自分の時間を作り出そう。
今日の参考文献。
参考にならない人も多いかもしれないけれど、なんとも一般的すぎる参考文献を並べておく。なんのスパイスも聞いていないけど、変な味付けになるよりかはよっぽどマシかと。
- 作者: スティーブン・R・コヴィー
- 出版社/メーカー: キングベアー出版
- 発売日: 2014/05/23
- メディア: Kindle版
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- 作者: 岸見一郎,古賀史健
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/12/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「嫌われる勇気」は最近続編っぽいのが出たけど、まだ手にとってない。気が向いたら読もう。
- 作者: グレッグ・マキューン,高橋璃子
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2014/11/19
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2記事連続で同じ本を紹介。自分のインプットの足りなさを露呈するようでちょっと恥ずかしい。
追伸:先月iPadのアプリでFF9が登場した。時間を無駄遣いするかどうか真剣に悩む。。。