ドイツ製造業受注指数、1月は0.1%低下-世界経済減速が響く
2016/03/07 16:19 JST
(ブルームバーグ):ドイツの製造業受注は1月に、2カ月連続の前月比減少となった。世界経済の減速と企業の国内での価格決定力の弱さがドイツ経済に悪影響を及ぼしている可能性がある。
独経済省が7日発表した1月の製造業受注指数は、季節・インフレ調整後で前月比0.1%低下。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想では、中央値で0.3%低下が見込まれていた。昨年12月は0.2%低下に改訂された。1月は前年同月比では1.1%上昇。
輸出受注は前月比1%増、ユーロ圏内からが7.5%増でけん引した。国内受注は1.6%減となった。投資財受注は1.7%増、消費財受注は3.9%増。一方、基本財受注は4%減だった。
原題:German Factory Orders Drop as Global Slowdown Weighs on Economy(抜粋)
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更新日時: 2016/03/07 16:19 JSTニュース一覧
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