2016年11月にとうとう移転する築地市場。
この時期、絶対に食べ逃してはいけないグルメがあるのをご存知ですか。
移転後はどうなってしまうのでしょう。とりあえず、今年はこの冬がラストチャンスです。
というわけで、まだ冷たい潮風が吹く中、早速築地に行ってまいりました!
いざ築地へ!!!
さすが海沿い! 潮風が冷たいです。
お目当てのお店は築地市場の場内にあります。
さすが土曜日の正午過ぎ。観光客もたくさんいらっしゃってて混み合っております。
築地市場に入って歩くこと約2分。
人混みでがやがやしている繁盛店通りの一つにそこ「小田保」はあります。
ちなみに「おだほ」でも「おだたもつ」でもなく「おだやす」です。
小田保さんもめちゃくちゃ混んでいる!!!!!!!!!
この人混みの先に待っているのは果たしてなんなのか……
胃酸がきゅっとなって、それを考えると寒さも吹き飛びます。
店内の壁にメニューが貼ってあり、黒板にも書いてあります。
なんだか懐かしい雰囲気です。
このシーズンに食べないとぜったいに後悔する牡蠣ミックス定食はこれだ!
これぞまさに夢のコラボ!大きなカキフライがどんどんどんと3つ!牡蠣バターがでんでんでんとこれまた3つ!ソースをかけていただきます!
岩手県から毎朝直送で届くこの牡蠣、箸で持つとずっしりと重いです。衣のサックサクした感覚と、牡蠣のぷりっぷりとした食感が交わる……
超絶の旨さ……!
まさに人気No.1、2を争うメニューです。
牡蠣バターも最高に美味しい!!!
牡蠣ミックスにものっていたこの牡蠣バター。
こちらは牡蠣バターのみの定食です。
箸でつかんだ瞬間、バターと絡み合った肉汁ならぬ牡蠣汁が
じゅわわーーーーー!!!!!!!
ぱくっと一口!ぷりりっとした歯ごたえ。バターの味がほんのりと香り、牡蠣を絶妙にひきたてております。
横についている濃厚なタルタルと一緒に食しても良し!
店長さんのおすすめ、醤油をかけて食してもよし!
いやね、私も醤油バター牡蠣はまってしまいました。文字だけ見ても胃液と唾液出ちゃいますよね。
一つ味を変えたいなと思うときは私も醤油バターおすすめします。
で、ここで注意なのがこの牡蠣たち、先ほどもちらっと述べましたが岩手県から直送で毎朝送られてきているのです。
なので牡蠣の旬が過ぎて収穫がなくなると牡蠣のメニューたちも終わってしまうのです!ガーン
その年によっていつからいつまでとかが変わるのですが、大体10月から4月末くらいまで……だそうなので、要問合せです!
とにかく今が旬旬旬! 一日100食以上は確実にでている超絶人気、シーズン限定の牡蠣メニュー!
じゃあ夏行ったら何食べりゃいいんだ?との声が聞こえてきそうですが、お任せください。そんな時はこちら!
とろとろチャーシューの濃厚玉子が最強だ!
チャーシューエッグ定食。長時間煮込んだ分厚いチャーシューの上に半熟卵が2つのっています。
卵を割りたい願望をそそられ、箸を持つ手が震えます。ごくり。
豪快な見た目とは裏腹に箸でほろほろっと切れてしまう繊細さ。
それは口の中でも一緒で、卵とやわらかーいチャーシューの組み合わせが完璧すぎて、食が進む進む。
ごはんとも最高です。
見た目ががっつりすぎて最初食べ切れるかなとも思いますが、そんな心配はご無用。一口食べれば箸が止まりません。
ぺろっと全て完食!ごちそう様でしたー!
潮風がまだ冷たい中、築地に今回足を運び、小田保と出会えた奇跡。中でも築地の歴史ある市場の、真の牡蠣。まさに人間と同じように食も一期一会であると実感します。
最近築地に訪れていない方、移転する前にぜひ訪れて、小田保の牡蠣メニュー・チャーシューエッグを味わってくださいね。
紹介したお店
小田保
TEL:03-3541-9819
著者プロフィール
佐藤樹里
大卒で水泳インストラクター兼管理栄養士として勤務。その後フィリピン留学を経てカナダ・バンクーバーへワーホリにて、約1年渡航。現地のブランチレストランでカナダ人のシェフと共にシェフアシスタントとして働く。帰国後はアスリート向けの食堂と老人ホーム厨房にてWワークを経て転職。夢は世界に羽ばたくスポーツ栄養士。
[Twitter] https://twitter.com/JuriJapan1
[Blog] http://sportsdietitian-juri.com/
(編集:河瀬璃菜/フードクリエイティブファクトリー)