うまく割けない、すぐ折れる。
木の割りばし不要論
私は木の割りばしが嫌いだ。
別に環境に良いとか悪いとかじゃない。端材や間伐材を使って無駄をなくしているのはそれでいいと思うし、皆伐された木を使っているのは環境に良くないよね…という割りばしと環境というテーマについては当たり障りのないことしか書けない。
木の割りばしが嫌いな理由はいろいろある。
まず唇や舌に触れた時の感触がザラザラした感触が気に入らない。なんていうか、非常に不快だ。
次にうまく割けないこと。きれいな2等分に割れずに斜めに割れたり、ひどいときは上部の固い部分だけ割れずにひっついたままで片方が短くもう片方がゴルフクラブみたいな形になる。
そして、折れる。固いものを割りばしで割こうとすることが良くないとは分かっているのだが、やはりあのもろさは頂けない。
割りばしは断然竹派だ。唇や舌に触れたときの感触は悪くないし、留まっている部分が狭いからきれいに割れるし、そして何より固い。竹の割りばしは非常に良い。
また、最近はプラスチック製の橋を置く店も多くなってきた。エコアピールなのだろうが、ザラザラ感は無いし割る必要もなく、それなりに強度もある。
こんな感じで代替できるはしはあるのだが、それでも木の割りばしが業界を席巻しているのはそれほど生産量が多くて店にとってもコストが掛からないのだろう。Amazonを見てもやはり竹の割りばしよりも木の割りばしの方が安い。プラスチック製のはしはランニングコストがかからないが初期投資と大きそうなのと洗う手間が発生する。
飲食店のコストと手間が掛からないように…そう考えると木の割りばしを不要と言うのは気が引けてしまう。
きがひけてしまう。
きが…ぼきっ…
はああああああああああ!!!!??
かき揚げ程度の固さになに返り討ちにあってんだよおおああああ!!!!
このヘタレ木の割りばし!!!!
やっぱ木の割りばしって不要だわ。
竹の割りばしさん最強だわ。
おしまい。