米大統領選候補者選び 一部で集計作業始まる

3月6日 6時50分

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アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びは、共和党では４つの州で、民主党では３つの州で予備選挙や党員集会が行われ、一部で集計作業が始まっています。スーパーチューズデーで勝利し勢いを増すトランプ氏とクリントン前国務長官が、それぞれリードを広げるのか注目されます。

ことし１１月のアメリカ大統領選挙に向けた候補者選びは、５日、共和党では４つの州で、民主党では３つの州で、それぞれ予備選挙や党員集会が行われています。
アメリカメディアによりますと、このうち共和党では中西部カンザス州で集計作業が始まっていて、集計率１２．３％の時点で保守強硬派のクルーズ上院議員が５０．３％、不動産王のトランプ氏が２４．４％、若手のホープとされるルビオ上院議員が１３．７％などとなっています。これまでに候補者選びが行われた１５の州のうち１０の州で勝利し、勢いを増すトランプ氏がリードを広げるのか、それともクルーズ氏やルビオ氏らが巻き返しを図るのか注目されます。
一方、民主党ではこれまでの候補者選びで、女性初の大統領を目指すクリントン前国務長官が１５の州のうち１０の州で勝利し、指名獲得に一歩近づいていて、格差の是正を前面に掲げるサンダース上院議員をさらに引き離すのかどうかに関心が集まっています。
各州の結果は、日本時間の６日午前にも判明する見通しです。