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暴力団員暴行事件受け 児童を見守る活動
3月7日 12時20分

暴力団員暴行事件受け 児童を見守る活動
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今月、富山県高岡市で神戸山口組系の暴力団員が山口組系の暴力団員に暴行したとして逮捕された事件を受けて、7日朝、付近の小学校の周辺では、警察のパトカーや地域の人たちが出て、登校する児童を見守る活動を行いました。
富山県高岡市では、今月4日、指定暴力団・山口組系の暴力団員に暴行を加えてけがをさせたとして、山口組から分裂した神戸山口組系の本江組の暴力団員が逮捕されました。
本江組の事務所からおよそ200メートルの距離にある射水市の新湊小学校では、7日朝、児童が登校する時間に併せて、警察がパトカー10台を巡回させるなどして警戒に当たりました。また、地域の人たちが近くの駅から学校までの間を登校する児童に付き添って見守りました。
射水警察署新湊幹部交番の田中健一所長は「小学校から極めて近い場所に暴力団の事務所があるので、子どもたちも不安だと聞いています。事件の進捗(しんちょく)を見ながら警戒に当たりたいです」と話していました。
富山県内では、別の暴力団の事務所でも火炎瓶のようなものが投げ込まれる事件が起きていて、警察は、県内にあるすべての暴力団事務所の周辺でパトロールを強化するなど警戒を強めています。

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