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電子メール発明のレイ・トムリンソン氏死去 74歳

AFP=時事 3月7日(月)9時49分配信

【AFP=時事】電子メールの発明者として広く知られる米国人プログラマーのレイ・トムリンソン(Ray Tomlinson)氏が5日、死去した。74歳。同氏が勤めていた軍需製品メーカー、レイセオン(Raytheon)が発表した。死因は今のところ不明という。

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 トムリンソン氏は1971年、一つのネットワークで結ばれた別々のコンピューターのユーザー同士が直接電子メッセージを送れる仕組みを発明。それまでは、同じコンピューターを使用する他のユーザーにしかメッセージを送ることができなかった。

 トムリンソン氏は、電子メールアドレスを「ユーザーネーム@ホスト名」で統一するルールを考案し、インターネットの原型となった米国防高等研究計画局(DARPA)のネットワーク「アーパネット(ARPAnet)」に採用された。ユーザーとホストとを区別するために、こうした方法で@(アットマーク)を使用したのは同氏が初めてだった。

 オンラインの世界からは、数々の追悼メッセージが寄せられている。米インターネット大手グーグル(Google)の「Gメール(Gmail)」チームはツイッター(Twitter)で、「ありがとう、レイ・トムリンソン。電子メールを発明し、@を導入しくれて」と投稿した。【翻訳編集】 AFPBB News

最終更新:3月7日(月)10時21分

AFP=時事

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