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山口組分裂が背景か 各地で事件相次ぎ警戒強化
3月6日 18時55分

山口組分裂が背景か 各地で事件相次ぎ警戒強化
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6日朝、水戸市で、暴力団「山口組」から分裂した「神戸山口組」系の組事務所に銃弾5発が撃ち込まれた痕が見つかりました。「山口組」と「神戸山口組」が関係する事件は、先月以降特に目立って起きていて、警察庁は、警戒や取締りを強化するとともに、対立抗争と認定するかどうか情報収集を進めています。
国内最大の指定暴力団「山口組」と、分裂して結成された「神戸山口組」のそれぞれの傘下団体が関係する事件が各地で相次いで起きています。
警察庁によりますと、先月以降特に目立って起きていて、双方の関係先で拳銃の発砲事件が起きたり、車が突っ込んだりするなどの事件が、先月25日から4日までに少なくとも、北海道、栃木、東京、神奈川、埼玉、長野、静岡、富山、大阪、奈良の10の都道府県で12件起きているということです。
この土日も相次いでいて、5日は神戸市で「神戸山口組」系の暴力団員の運転する車が取り囲まれてフロントガラスなどを壊され、「山口組」系の暴力団員らが警察に逮捕されたほか、6日朝、水戸市で、「神戸山口組」系の組事務所に銃弾5発が撃ち込まれた痕が見つかりました。
各地の警察は分裂による対立が背景にある可能性があるとみています。
警察庁は、警戒や取締りを強化するとともに、組織どうしの対立抗争と認定するかどうか情報収集を進めています。
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