『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』14話(ネタバレあり・アニメ感想)
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開幕放心カルタ。この時の表情は、印象が強過ぎるw
OP明けのシーンで、ビスケットの死亡が確定してしまいました。
当然、鉄華団の少年達は沈み込みますが、クーデリアと三日月だけは気丈に振る舞います。内心では辛いんだろうけれど、目的のために覚悟を決めているから、気弱な態度を見せないのかな。
逆に、無気力となってしまったオルガ。
「それにしても、まだ生きていたとは。カルタもしぶといな。ここらで死んでいれば、これ以上生き恥を晒さずに済んだものを…」
真っ黒ギリス。彼は目的のために、カルタやガエリオ達を犠牲にしようとしているんだろうか。
「父上のにがり切った顔が、目に浮かぶようだ…」
マクギリスの目的が、ガエリオの認識してるような腐敗を正す行いだとは思えない。ただの内部改革じゃない気がする。婚約者に囁いていた言葉が、意味深だったし。
マロっぽいカルタとは種類の違う濃い顔の女性、アンリ・フリュー。にがり切った顔の「父上」を責めます。
「ここで、躓いてなるものか…」
フラグっていうんですよね。コレ。
カルタ「本当に、死ぬところだったのよ!!」
オーなんとかさん(兄)に、八つ当たりしても仕方ない出しょうに。
こんな上司嫌ですねぇ。メイクも、髪型も、人となりも、良いところがありません。とりあえず、美容院に行くべきだと思います。
「私の大事な部下達も次々と…」
お前の無能さが、殺したんやで?
「これより、この艦隊は、敵対勢力の追撃に移る!!」
更に、生き恥を晒しております。これには、部下達も「ええっ?」といった顔。
「カルタさま。ここは一端戻られた方が」
「後見人であるファリド家の意向を、無碍にするのは得策ではないかと」
阿呆のカルタさんも、渋々納得。部下の意見を聞く彼女の顔は、本当に阿呆面といった感じでしたw
ガレリオ「衛生監視網はどうした? ここは、俺たちの庭ではないのか?」
マクギリス「おそらく、こちらの内部に情報提供者がいるんだろう」
あなたですね。
「腐敗、ここに極まれり、さ」
「下劣な。アインの忠誠心を、少しは見習うがいい」
コントかな? あなたの横にいる人、多分見習いませんよ。
「アインのような男こそ、かつてのギャラルホルンの本質に、もっとも近い人間なのかもしれん」
この人、アイン君のこと、好きすぎでしょw まぁ良くも悪くも、影響を受けやすい人です。
「分かるだろ? ガエリオ。これは、アインのためでもあり、俺たちのためでもある」
「示すんだ。身を捨てて地球を守った、ギャラルホルンの原点を」
「お前とアラヤシキを纏ったアインとで、あの宇宙ネズミども駆逐し、我々こそが組織を正しく導けるのだと、分からせてやれ」
マクギリスは、明らかに誘導しようとしていますね。
「オイオイ、揉めごとなら余所でやんな。メシに誇りが掛かっからよ」
「ほっとくしかねぇさ。何を言ったところで、慰めにもならねぇ」
「まぁ今回は、大分思い詰めちまってるみてぇだからなぁ。こんな時こそ、オルガがビシッっと引き締めてやるのが、一番なんだからよ」
雪之丞さん、渋い…。シノもユージンも、そして三日月もオルガの言葉を待っています。
オルガも、強引に自分の意見を通そうとした矢先にビスケットの死ですから、自己嫌悪に陥っているんでしょうね。
「年端もいかぬ子供には、さぞかし辛かろう。鉄華団は、このまますっかり戦意を喪失してしまうやもしれんのう」
そうなった場合は、自分一人でも送り届けるというクーデリア。「立ち止まっている暇はありません」と言います。フミタンが死んだ時に、覚悟が決めていたんでしょう。彼女は、鉄道の定期便を使うという具体的な方法を提示。しかも、
「それと、もう一つ」
「代表戦に間に合えば、逆転できるとおっしゃいましたが、確実に代表に再選されるという保証はありませんよね」
「アレジ議員は、マカナイさんの派閥の中でも、発言力が高いと聞いています。私たちが到着するまでの間、議会でのロビー活動をお願いしていただけますか?」
クーデリアは、抜け目ない。…というよりもマカナイさんは、ロビー活動なんかの根回しをしていないのか? そういう手を打った上で、鉄華団に依頼したと思ってた…。まぁ、島に隔離されてたし、クーデリアの評価を上げる描写だから仕方ないけど。
「テイワズの親分に、モンタークとかいう商人、そして儂か…。随分と男使いが荒いのぅ…。お嬢さん」
夢見がちなプリンセス・マカナイさんには、大物ぶってばかりいないで、もうちょっと頑張ってほしいものです。
ロマンチストでありながら、リアリストでもあるクーデリア。彼女がなりたいのは、リーダーではなく希望。これを聞いた時のマカナイ
は真剣な表情をしていましたが、一体何を感じ取ったたのか。
何か出来ることがないのかと、メリビットさん。
「どうしようも無いんじゃない?」
「ウチらは、あの子たちを手伝えって言われてるだけだからね」
立場が同じだから、偉そうな事は言えないとラスタ。
「私ら女や、あの子たち子供がこういう仕事をするっていうのは、それだけで命がけなんだ」
「タービンズってさ、実は、他に行き場所がない女たちの避難場所だったりするんだよね」
「ダーリンは、全員俺の女だぁ~とか言っちゃってるけどね」
そうだったのか…。火星やらドルトやら、酷い状況ですね。
しかしナゼさんは、ハーレム・ラノベの主人公じゃなかったんだ…。まぁハンマーヘッドには、少女以外もいますしね。やたら、ネチっこいキスをするオバさんとか。
「そりゃあ、ウチら、年だけはちょっとばかり上だけどさぁ」
今思ったんですが、もしかして彼女達は結構歳いって…。あ、何でもないです。
「今はなるべく、そっとしといてあげて」
こう言われた三日月が、ムッっとしていましたね。何も分かってない癖に、みたいな顔つきでした。
メリビットさんが、悪い訳じゃないんだけどね。
「ビスケットが言ったんだ。鉄華団を降りるって」
「俺は、自分から危険な道ばかり進もうとするんだってよ」
「だとしたら、アイツは俺に殺されたって事だよな」
こういった発言を一切無視して、オルガを追いつめるかのような事を言います。
「オルガ、次は俺どうすればいい?」
「だめだよ、オルガ。俺は、まだ止まれない」
「ここが俺たちの場所なの? そこに着くまで、俺は止まらない。止まれない」
「決めたんだ。あの日に」
「決まったんだ」
「ねぇ、何人殺せばいい。あと何人殺せば、そこに着ける?」
「教えてくれ、オルガ」
「オルガ、イツカ」
逆ギレのように激高するオルガですが、三日月のお陰で決意した事には違いありません。
三日月は、例の回想の時に決意を固めていたようです。彼が口にしていたのは、最初に人を殺した時の台詞かな。この描写に、雷鳴やBGMが被る演出も良かった。
朝日と共に、決意表明をするオルガ。
「今から俺たちの前に立ちふさがる奴は、誰であろうとブッ潰す」
「今まで死んでいった仲間達全員の、弔い合戦だ」
目的を見失ってるというメリビットに、三日月はやるかやられるかだと返します。雪之丞さんも言っていましたが、皆聞く耳を持たないですね。
前向きになった彼らですけど、また痛い目を見そうで不安です。最終回に向けて、戦闘も激化していきそうですし…。
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