日本の慰安婦説明HP掲載 韓国「強制性は否定できない」
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の当局者は4日、日本の外務省が同省のホームページに旧日本軍慰安婦の強制連行に関する資料は見つからなかったとする主張を掲載したことについて、「慰安婦動員の強制性は否定することのできない事実」と述べた上で、昨年末の慰安婦問題に関する両国合意の精神と趣旨を実践するよう促した。
外務省が掲載したのは、先月スイスで開かれた国連女子差別撤廃委員会で杉山晋輔外務審議官が行った発言の概要。杉山氏は同委で慰安婦問題について説明をした際、「(慰安婦の)強制連行を裏付ける資料は発見されていない」などと述べた。
同当局者は動員の強制性は被害者の証言で裏付けられており、日本は1993年の河野洋平官房長官談話で明確にこのことを認めていると指摘。その上で「歴史の過ちを忘れず、(両国)合意をしっかりと実践して、未来の世代の教訓として記憶されるよう努力すべきだ」と述べた。
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