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転落死事件 女性転落は別職員が発見 男が装ったか3月6日 17時05分
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川崎市の有料老人ホームで入所者3人が相次いで転落して死亡し、元職員の男がこのうち男女2人を殺害した疑いで逮捕された事件で、男性が死亡した最初の事件では男が第1発見者となっていましたが、女性が転落した次の事件では別の職員が発見者だったことが分かりました。警察は、周囲から不審に思われないよう男が装っていた疑いがあるとみて調べています。
おととし、川崎市幸区の有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で、86歳から96歳の入所者3人が相次いで転落して死亡し、当時職員だった今井隼人容疑者(23)が、最初に死亡した87歳の男性を投げ落として殺害したとして逮捕起訴されたほか、およそ1か月後に死亡した仲川智惠子さん(86)についても殺害したとして再逮捕されました。
警察は6日、今井容疑者の身柄を検察庁に送りました。調べに対し「今の段階では黙秘します」と話しているということです。
これまでの警察の調べで、今井容疑者は、3人が死亡した際、いずれも夜勤で、最初の事件では第1発見者となっていましたが、仲川さんが転落した事件では別の職員が発見者だったことが分かりました。
警察は、相次ぐ入所者の転落で、周囲から不審に思われないよう今井容疑者が装っていた疑いがあるとみて調べています。
警察は6日、今井容疑者の身柄を検察庁に送りました。調べに対し「今の段階では黙秘します」と話しているということです。
これまでの警察の調べで、今井容疑者は、3人が死亡した際、いずれも夜勤で、最初の事件では第1発見者となっていましたが、仲川さんが転落した事件では別の職員が発見者だったことが分かりました。
警察は、相次ぐ入所者の転落で、周囲から不審に思われないよう今井容疑者が装っていた疑いがあるとみて調べています。