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津波被害の千葉・旭市で避難訓練
3月6日 20時09分

津波被害の千葉・旭市で避難訓練
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東日本大震災から5年になるのを前に、津波で大きな被害を受けた千葉県旭市で、大津波警報が出たという想定で避難訓練が行われ、住民が車で避難する際の道順などを確認しました。
震災で最大7.6メートルの津波が押し寄せた旭市では、14人が死亡し、2人が今も行方不明となっています。
避難訓練は、房総沖を震源とする震度6弱の地震が発生し、大津波警報が出されたという想定で行われ、海岸沿いに住む住民などおよそ1000人が参加しました。
徒歩での避難に加え、車で避難する訓練も行われ、海岸近くで農業を営む石田與一さん(63)は、防災無線などで大津波警報が伝えられると、農作業をやめて車に乗り込みました。そして、自宅に戻って母親を乗せ、道順を確認しながら高台の避難場所へ向かいました。
旭市では、高齢者など徒歩での避難が難しく、やむをえず車で避難する場合は、渋滞を避けて海岸から離れた場所に向かうよう呼びかけています。石田さんは「きょうはスムーズに避難できましたが、実際の大地震では渋滞も予想されます。日頃から渋滞しないような避難経路を確認したい」と話していました。

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