休日が近づいてくる。
休日は、心身を休める、交友関係を深める、見聞を広める、一日中セックスする、これらの為にある。
つまり、アトピーゾンビには悲惨な現実を見せつけられる、残酷な日なのだ。
今この瞬間、呼吸をしているだけでネガティブな思考が溢れてくる。
行事はすべて嫌々やってきた。
コミュ障アトピーゾンビは、人間と楽しくやるなんて無理なのだ。
現実の悲惨さ、そして、擦り傷にトロロを擦り込み、ドライヤーを当てたかのような痒みから逃れるため、空想や妄想に逃げる。
しかし、すぐにゴムのように引き戻され、アトピーゾンビであるという現実や、イジメ被害の記憶に苦しむ。
休日は、この繰り返しだ。
まともな高校生は、友達とカラオケに行ったり、馬鹿やったり、デートしたり、セックスしたり、セックスしたりして、青春/性春を楽しんでいるのだろう。
どこに行っても、カップルや友達とみんなでワイワイやっている様子を見せつけられるだけだ。
一人で外に遊びに行ってもなんにも楽しくない。
だから、外出は嫌いだ。外に出ても良いことがなにもない。
それに、太陽の光で醜いアトピーゾンビの容姿が、さらに醜くなる。不幸だ。
変色した肌と赤みやただれた皮膚をもつアトピーゾンビは居るだけで人を不快にさせる。
まるで生きる公害だ。