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 大阪の本屋と問屋がほんまに読んでほしい1冊を選ぶ「Osaka Book One Project(OBOP)」の感謝の集いが4日、大阪市中央区の国立文楽劇場であった。

 OBOPは書店や取次会社の有志が実行委員会をつくり、2013年から毎年、物語や著者が大阪にゆかりがある1冊を選ぶ取り組み。売り上げの一部を使い、府内の児童養護施設などに本を贈っている。

 この日は、大坂の青物(野菜)問屋を舞台にした時代小説「すかたん」が2015年の選定作となった作家の朝井まかてさんも出席。紀伊国屋書店梅田本店店長の加藤裕啓さんが児童養護施設「四恩たまみず園」(大阪市天王寺区)の子どもたち4人に、寄贈の目録を手渡した。

 「すかたん」は昨年7月~今年1月にOBOPに参加する大阪の書店で2万6507冊が売れた。この売り上げの一部87万9750円に相当する本(663冊)が、府社会福祉協議会を通じて府内の児童養護施設などに寄贈される。(大貫聡子)