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宮崎労働局が450万円の残業代未払い
3月2日 20時15分

宮崎労働局が450万円の残業代未払い
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宮崎県にある宮崎労働局がハローワークの職員や非常勤職員164人に合わせておよそ450万円の残業代を支払っていなかったことが分かりました。宮崎労働局は「働き方改革を行う行政機関でこのような事態が発生し、遺憾に思っている」と陳謝しました。
宮崎労働局によりますと、おととし12月「残業代が支払われていない」という情報が寄せられたため調べたところ、宮崎市や延岡市など5か所のハローワークの職員42人と非常勤職員122人の合わせて164人に、少なくともおととし4月から去年2月までの間、残業代に当たる「超過勤務手当」合わせておよそ450万円が支払われていなかったことが分かったということです。
「超過勤務手当」は、相談業務の延長による残業などをした場合に支払われ、10か月の間におよそ80時間分の手当に当たる17万円ほどが支払われていなかった非常勤職員もいたということです。宮崎労働局は、非常勤職員が残業した際、上司に報告する手続きの周知が不十分だったなどとしていて、未払いだった全額を支払ったということです。
宮崎労働局の佐藤俊彦局長は宮崎県庁で記者会見し「特に非常勤職員について、超過勤務を申請してはいけないという誤った風潮があった」と述べました。そのうえで「働き方改革を行う行政機関でこのような事態が発生し誠に遺憾に思っている」として陳謝しました。

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