「わたしのウチには、なんにもない。」5回目の感想です。
まいさんは実は根暗だった。
そしてその趣味は「妄想ショッピング」
自分のクローゼットをお店にみたたて買った時の心境になりどんどんクローゼットから服やバッグを出していく。
そして最後には優先順位が低いモノが残る。
このときは白いシャツだった。
そしてコレで終わりかと思ったら今度は逆バージョン。
出したモノを買いたいモノから順番にクローゼットに収納していく。
最終的に残ったのはやはり先程と同じシャツだった。
ココで何が気に入らないのか考えてみる。
形は好きだけど着心地が悪いということに気付く。
捨てることを悩むが悩むということは要らないモノ。
「さよなら」の代わりに「ありがとう」と感謝して捨てる。
このやり方、アリかもしれませんね。
ただ、まだ服が多い人は疲れきってしまいそう・・・
やるならかなり服を減らした上でやりましょう。
なんにもない研究室コーナー
Q「片付けても片付けてもすぐに散らかってしまって困っている」
A「物的所在地確定法」
モノに住所を決めてあげてその場所に必ず戻すということ。
簡単にいえばモノの定位置を決めるということですね。
なぜかつとむくんのシャワーシーンから始まる(笑)
お風呂には白いボトルひとつしか置いていない。
そのボトルには食器洗剤、シャンプー、ハンドソープなど様々なことに使えるソープが入っている。
それを見て遠い目をするつとむくん。
シーンが変わり、まいは台所でスポンジなどを置くラックを見つめていた。
それは備え付けでついていたモノ。
少し悩んだが捨てることを決意。
K点超えをした。
備え付けのモノでも捨てる。
母の部屋の前に行くと変な声が聞こえる。
部屋のドアを開けると母がバランスボールに乗っていた。
1年前に買ったモノだったがまいさんに怒られると思ってずっと隠していたモノだった。
「自分の部屋に置くモノなら自由に買っていいよ」と言うまい。
実はつとむくんもまいに隠していたモノがあった。
それは育毛系?のシャンプー。
父親が少し薄かったため自分でも気になっていた。
「お風呂にシャンプー置いていいよ」とまいが言うがつとむくんも「スッキリしているほうが好きだからお風呂のときに持っていく」と。
気付いたらみんなお風呂の時にはバッグにお気に入りのシャンプーなどを入れて自分の部屋と行き来していた。
まさに銭湯状態。
ティータイムのコーナーでミニマリスト 必要最小限のモノで暮らす人と紹介されていた。
今回の捨てテクニック
・キャリーバッグひとつで度に出ることを想定してモノを選ぶ
まいのもうひとつの趣味はお気に入り博覧会。
好きなモノを眺めたり写真を撮ったりする。
祖母の部屋に呼ばれて行ってみるとそこで仙台タンスが帰って来ることを聞く。
まいの部屋にご先祖さんから受け継いだタンスが置かれていたが何も手入れされていなくてカビだらけだったため大嫌いだったモノ。
震災のときに捨てるように言ったが母と祖母は譲らず仙台タンスは修理に出されることになった。
費用も膨大で期間も2年位とつげられていた。
祖母の部屋にどうにかタンスを置けるスペースを作ってグッタリのまい。
でも、まいは大嫌いだったあのタンスが戻ってくるのが憂鬱だった。
修理が終わり帰ってきたタンスは見違えるほど美しく立派なモノだった。
あまりの美しさに涙ぐむまい。
祖母と母に「タンスを捨てろと言ってすみませんでした」と謝る。
祖母がお風呂に入っている間、タンスを眺めていたまい。
そこに祖母がお風呂から戻ってきて一言。
「いつもウチをキレイにしてくれてありがとうね。このタンスも喜んでると思うよ」←ココ記憶がアヤフヤなのでセリフが違ったらごめんなさい。
確かにカビだらけのタンスを見ていると負のオーラを感じそうですがよいモノはまた修理に出せば素敵なモノに変わるということですね。
捨てる作業に没頭しているとその辺を考えずにいいモノも捨ててしまっていることもあるのかもしれません。
例えば食器とかね。
価値のあるものならば無理に捨てずに補修したりすることも出来るはず。
色々と考えさせられました。
川柳
「捨てるより 使わぬほうが 勿体無い」
納得です。
しまい込んでいたら宝の持ち腐れですよね。
いいモノも日常で使ってこそ生きるモノだとようやくわかってきました。
洋服もよそ行きとかあったけどこれからはガンガン着ていこうと思います!