最近話題の漫画エントリを見てそう思った。内容は「ネガティブな人もそれはそれで糧にして生きてんだよおー」的なもんだった・・・と解釈している。
これは確かに一理あるなぁ、だけど基本的に人生の前進は「ポジティブ」が推進力なのよ。
とかく世間はポジティブを人に求める
キラキラ系の人に多いのかもしれんけど、とかく他所のブログや制作物についてポジティブを求めたがる。「なんでそんな暗いこというのよ」だとか「前向けよ」というコメントも少なくない。
当方サイト名が『ポジ熊の人生記』であり、ポジ熊のポジはポジティブのポジである。それだけにダウナーなエントリを上げようものなら「ポジティブちゃうやん」「ネガ熊に変えろ」だのなんだの好き勝手言う輩があとを絶たない。
これについて思うことは「いつから俺がネガティブエントリーを書かないと錯覚していた?」で幕である。何を勝手にポジティブなことしか書かない熊だと認定しているのか、俺はそこまでガンギマってはいない、見くびらないでほしいな。時にはダウナーなことも書くし呪詛だって飛ばすんだよ、このエントリもそのひとつさ。
つか、そこらへんも含めて普通はサイトを見るよね、だって生身の人間が書いてんだよ。それくらい判断しろよ、何がネガ熊だ。気分が落ちることもあるし、こういうことを書きたくもなるんだよ。人のサイトにケチつけてないでテメエはテメエで勝手にキラついてろ。
ネガティブ派が弾圧されるのは少数だからじゃないか
ネガティブ、というか人を批判したり穿つ人間というのは幸せ受容体が少ないように感じる。世間一般では花が咲くような事柄に遭遇しても多くの人は「素敵ね」って思えるのにそういったネガティブで黒っぽい花を咲かせる人間は「あぁ?でもな、これってよお、こういう観点で見たら違うくねぇ?」みたいな感じになる。これはポジティブな人から見ると実に哀れで「うわぁ、そんな風にしか物事を見れないの?根暗だわー」としか思えない。
このように蔑まれて見られるのは絶対数が少ないからなんだと思う。民主主義が原則のこの国だからそうなるのか、それとも人間とはこういうものなのかはわからん。ともかく絶対的に多いのはキラキラ系ポジティブ属であって、ダウナーネガティブ属は少数派。だから世間の風当たりも大きいんじゃないの。統計とってほしいわ、「あなたはポジティブ?ネガティブ?」
ポジティブ派によるネガティブ派の弾圧
四の五の言わずに喜べよお前ら、とりあえずポジティブなことが起きただろ?何をそんなに疑問に思ってるんだよ、そこまで人を疑ったり無理やり別の視点から物事を見ないと気が済まないのか?
あーわかった、てめえら幼少期から認められず光の当たらない育てられ方をしてきたに違いない、きっとそうだ、大して自信もつかないような自尊心のじの字も育たないような教育を受けてきたのだろう。
図星か、だろうな、だってこんなポジティブなことに首をひねって無理やりにでも反対意見を出そうとしている。
その反対意見を出すことで自分の立ち位置、大げさにいえばアイデンティティを確立させようとしているんだろ、違うか?他人とは幸せ争奪戦ではどう頑張っても勝てない、世間では「ポジティブで」特別であることが難しい。だったらポジティブなことや他人にケチをつけることで私は特別にあろう、そんな私が私らしいのであって、誰に嫌われても構うもんか、批評最高、そんな自分最高!って開き直って酔いしれてるんじゃねえのかよ、あぁん?この根暗共が、一生地を這って生きてろ!(キラキラ)
以上弾圧
ポジティブって良いよな
何が良いって人生を進む力がある、これはマジで。ネガティブも物事を考察したりお花畑では気づけない視点を持つことができたりと、メリットもある。でもやっぱ、基本的に人生を切り開くにはポジティブなエネルギーが必要だよな。過去ばっか振り返ってやれ「あの時はこう言った」だの「あいつはこうだった」だの、人の言動に振り回されている奴はまぁ足踏みしててみっともないったらありゃしない。そんなことを言っている暇があれば少しでも前向いて進んだらどうなのよって思う。
基本のベースにネガはあっていいのよ、それだって「劣等感」として自分を成長させるバネにはなる。誰だって常にポジでいられるほど強くないし、時にはこのような記事だって書きたくなることもある。だけどさ、ある一定の鬱憤を晴らしたら、また少し前を向いて進むと良い。くどいようだけど、人生を進むにはポジティブな力が不可欠なのよ。それに、そういった思考の人間に人間は集まってくる。ダウナーな人のところには人間は集まりにくいでしょ、もし集まっとしてもそれは同じマイナスの要素を感じてるからだと思うよ。
要はバランス
いつも人に文句ばっか垂れている人は、たまには「まぁいいか」くらいに考えれるようになれば良い。いつもキラキラして疲れている人は、キラキラを止めて時には愚痴のひとつでもこぼしたらいいじゃん。要はバランスなのよ、必要のないことなんてない。だから悲観しないで、自分らしくバランスをとって生きていけばいいじゃない。
なーんてまとめに入ってるけど今日はダウナーモードなので最後に言いたいことを書いておこう。
~余談 人の課題に介入してはいけないという話~
最近、「人を否定からくってかかる人」が嫌いで、接触を避けてる。何を伝えても「それってどうなの?」とか「こうじゃないの?」モードに入る人。本当に疲れる、というか恐いんだよね。人に介入してくる人間の恐ろしさというか麻痺感が怖すぎてそのような人間関係を遠ざけ中。
ブコメとかコメントで否定意見をくれる人は最近好きですよ(笑)、だってそれは適度な距離感があるし気付きにもなる。
そうじゃなくて直接的なコミュニケーション(肉声・チャット・直接)でずけずけという人が怖いなぁという話。明らかに土足で入り込んできているのに、本人にその自覚がないみたい。つど言ったほうが良いのだろうけど、どうしても距離を置く方が楽だから、何も言わずに離れちゃうんだよね。次にコミュニケーションをとることがあって気になったら、今度ははっきりと伝えてみようと思ってる。