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健康や介護に関する商品 高齢化進むタイで紹介
3月5日 22時24分

健康や介護に関する商品 高齢化進むタイで紹介
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今後、アジアでも少子高齢化が進み、健康や介護に関する商品の需要が高まるとみられることから、タイの首都バンコクで日本の介護ベッドや車いすなどを紹介する展示会が開かれました。
アジアでは急速な経済成長の一方で少子高齢化が進んでいて、中でもタイは1人の女性が産む子どもの数の指標となる出生率が1.4と日本より低いうえ、平均寿命も75歳と高く、社会問題になり始めています。
このため、JETRO=日本貿易振興機構は、健康や介護に関する商品やサービスの輸出を増やせるとみて、5日からバンコクで初めて、こうした商品の展示会を開きました。
会場にはおよそ50の日本企業などが出展し、このうち介護ベッドや車いすを販売する企業のブースでは、訪れたタイの人たちが製品の使い方などについて説明を受けていました。
車いすに試乗した女性は「簡単に持ち運べ、車にも載せられるので便利だ」などと話していました。
JETROでは、アニメやマンガと並んで、健康や介護に関する商品やサービスのアジアへの輸出を有望とみていて、今後、企業の現地への進出を後押しすることにしています。JETROサービス産業部の北川浩伸部長は「アジアは若者が多いというイメージがあるが、老いる人も増えている。タイはその典型で、日本企業のビジネスチャンスとして捉えるべきだ」と話していました。

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