5月下旬、シネマート新宿ほかで公開される映画「少女椿」に、鳥居みゆきと鳥肌実が出演することが明らかになった。
1984年に青林堂より単行本が発表された丸尾末広のマンガ「少女椿」初の実写映画化に、短編映画「ミガカガミ」でモントリオールほか、国内外の映画祭にて賞を受賞しているTORICO監督が挑んだ本作。赤猫サーカス団の団長である嵐鯉治郎に拾われ、怪力自慢の赤座、美少年のカナブン、蛇使いの紅悦、足芸の鞭棄、異人の海鼠、蟻男といった怪しげな座員のもとで働く孤児の少女・みどりが、超能力を持つワンダー正光に出会い惹かれ、やがて恐怖を覚えていくさまを描く。
主人公のみどりを演じるのは、今作で映画デビューとなる中村里砂。ワンダー正光役は風間俊介が務める。鳥居はみどりの母親役、鳥肌は町の実力者役に配役された。