朝から連れの悪だくみに連れ出された土曜日。
さんざん怪しげな話に付き合わされたあげく、『Facebookで知り合った相手とこれからちょっと男同士の話してくるわ』と放置された午後3時。
今日はぽっかり空いた私の心を癒してくれた、素敵な立ち飲み屋さんを紹介しますね。
改札口から1分!レア酒いっぱいな立ち飲み屋・伏見立呑おお島。
地下鉄伏見駅直通の伏見地下街はカオスな空間。
レトロという言葉では言い表せない雰囲気の理髪店から、ビレッジバンガードを1000倍濃くしたようなサブカル的な本屋、リア充以外立ち入り禁止のオーラが出ているバーガーショップ。
現在と過去が交錯する地下街の中、その立ち飲み屋さんはありました。
3年前のあいちトリエンナーレで『展示品』とされた商店街。
インスタレーションはそのままなので、他の地下街とは全く違う雰囲気を漂わせています。
10人ちょっとしか入れない小さなお店。
くの字型のカウンターに陣取り、日本酒飲み比べ3種とおつまみの盛り合わせを頼みました。
純米や大吟醸酒が3杯で800円。
私は辛めのものをおまかせで頼みましたが、気になった銘柄から3つ選ぶ事も可能です。
獺祭や醸し人九平次といったレア酒もさらりと載っているお品書き。
つまり、他所で飲んだら高ーい高ーいプレミアムがついている日本酒も1杯あたり250円ちょっとで試せる訳です。
太っ腹すぎますねえ(*´▽`*)
そして、日本酒に負けないほど素晴らしいおつまみの数々。
刺し盛りに使うような立派な木の板に置かれた色とりどりの酒菜は、ポテトサラダやだし巻きなどのオーソドックスなものから、カキバターサンドといった変わり種まで全7種類。
しょっぱいもの、甘いもの、海のもの、陸のものと盛りだくさんな内容です。
どれも美味しかったのですが、個人的に驚いたのは『カキバターサンド』。
干し柿で新鮮なバター挟み込んだ独創的なおつまみ。
バターのミルキーさが干し柿をまあるく包み込み、コクと味わいを深めてくれます。
フルーティーなタイプの純米酒とよく合いますね。
バーボンとかシェリー樽のウイスキーと一緒に飲んだらもっとよさそう。
1番高い日本酒でも600円。
大きめのワイングラスになみなみと注がれるお酒を見ていると、とっても幸せな気持ちになりますね。
辛口、甘口、すっきり、フルーティーなど飲みたいもののイメージを伝えるとそれにそった銘柄を紹介してくれるので、日本酒よく分からない方にもお勧めできるお店。
伏見駅直通という立地ですしチャージもないので、仕事や用事を終わらせてから軽く飲むにはちょうどいいですよ(*´▽`*)
お店の食べログ。※日曜は定休日です※
名駅近くにも姉妹店がありますよ。※こちらも日曜定休です※
では、今日はこのあたりで。