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マンガ・アニメの感想を書き殴っていくブログ

アニメやゲームの感想、趣味で書いたネット小説などを載せています。投稿した記事も折を見て更新していきますので、気が向いた時にでもご確認下さい。

『僕だけがいない街』09話(ネタバレあり・アニメ感想)

アニメ・僕だけがいない街 アニメ 2016年冬アニメ

 

『僕だけがいない街』01話(ネタバレあり・アニメ感想)

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『僕だけがいない街』01巻(ネタバレあり・漫画感想)

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 逆上する雛月の母・明美。それにしても、雪かきで顔面を殴り付けるのは、やり過ぎだ。悟の母・佐知子は、子供達のおかげで何とか避けらたけど、重傷を負うところでした。
 額から血を流して佇む佐知子からは、義侠心を感じます。女性にこんなこと言ったら、失礼かもしれないけどw 本当に、「ヤダ…かっこいい…」と言いたくなるシーンでした。

 

 児童相談課の人間が来ても、娘の前で醜態を晒し続ける明美。頑なに虐待を認めようとはせず、自分が加代にした事を棚に上げて、警察へ向かおうとします。

 

「あけみぃ、あけみや」
「すまん、かったぁ」

 

 その時、八代先生が連れてきた自分の母親が、地面に頭を付けて謝り始めました。

 

「あの男と無理矢理別れさせてから、疎遠になっとったが」
「女で一つで子供を育てる大変さは、この私がよぉく知ってるよ」
「皆さん、私のせいです。あけみを悪く思わないで下さい」

 

 責めずに「自分が助けるべきだった」と言われて、甘えるように泣き崩れる明美。虐待は連鎖するというから、加代が味わった暴力を遡ると、明美と別れた夫にたどり着くんでしょう。当然、虐待されたすべての人がそうなる訳じゃないし、加代にした事を肯定する訳じゃないですが。

 

「縋って泣く母親を持たない加代は、そんな母をもう見てはいなかった」

 

 上記の台詞のように加代の立場からすれば、「それがどうした?」という事になります。
 ただ、他の家庭問題もそうだけど、多角的に原因を探っていかなければ、加代のような被害者は中々減っていかないんじゃないかな。

 

「私は、自分が生きるこの世界の中で、子供が一番大事だ。あんたにも、きっと、そんな時があったっしょ?」

 

 佐知子も、女手一つで子供を育る苦労が分かるからか、最後は優しい言葉を掛けました。

 

「ありがとう。先生」

 

「いや我々を動かしたのは、お前だ。悟」
「悟がとった勇気ある行動の結末が、悲劇で良い筈がないだろう」

 

 八代先生は、胡散臭い人だけど本当にいい事を言います。そんな彼に、父親像をもつ悟。
 雛月がお礼を言う直前のカメラワークは、えらい凝ってましたね。この作品は、1話から空間描写が素晴らしい。

 

「私だけがいない街。雛月加代」

 

 加代が書いた文集の独白。その内容と、街から離れていくシーンが重なります。こうして「私だけがいない街」になり、彼女は救われました。アイキャッチにも終幕の文字がありましたが、あそこで終わっても良作だと言われるでしょう。
 ですががが、伏線残しまくりですから、もちろん終わりません。この時点でCMを除けば、10分くらいしか経ってませんし。

 


 当面の目的が達成できて、気が抜けてしまった悟。

 

「勇気ある行動の結末が、悲劇で良い筈がないっていう言葉。今の僕にはとても嬉しい言葉だったんだ」

 

 これを聞いた先生も、本当に嬉しそうでした。こんな教師に担任をしてもらう児童たちは、幸せでしょうね。

 

「結末を代償と言い換えると、少し下品に聞こえるかもしれないが、悟の行動は代償を得るにふさわしいものだった、って事だ」
「欲しかったのは、加代の笑顔だったんじゃないのか?」

 

 こう言われて、笑顔になる悟。それを見た八代先生が、「フッ、俺も得られた」と違和感なく臭い発言をします。僕なんかが同じ台詞を言ったら、「ハァ? 何言ってんだ? コイツ…」と思わること必至。しかし、爽やかイケメン・八代学ならば許されてしまうのです…。

 

「ところで、悟。加代は、ずっとお前の家にいたのか?」
「違うよ。隠れ家。泉小ホッケー部の使わなくなったバスに、加代を隠してた」
「へぇ~。来るのはお前たちのような、誘拐犯だけって訳か」
(笑えねぇ…)

 

 本当に笑えない。しかも、また探りを入れるような発言です。彼は、胡散臭い態度と、頼り甲斐のある行動を交互に繰り返しますね。

 


 広美と中西彩を救うため、また動き始める悟。でも、加代みたいに誰かを助けたとしても、ターゲットがズレるだけだと思うんですよ。罪を犯せない状態にするか、逮捕でもされない限り、犯人はそのまま街に残る訳だし。

 

 悟は、中西彩へのアプローチに悩み、面識の無い女子と仲良くなる方法をサトリの母親に訊きました。

 

「悪い方に、考えているうちはダメだべさ。うまくいった時の事を考えれば、いいっしょや」

 

 なんて、ポジティブな発想。だけど、うまくいった時の事だけを考えるって、なかなか出来ないんですよね。

 


「家まで、突き止めたかったのに…」

 

 中西彩の行動パターンを調べる悟の姿は、完全にストーカーですw 仕方ない事だけど、徹底してる。

 


 重い荷物を手に持った藤沼母子を、車で拾った八代先生。今回出番が多いな、この人。

 

「ねぇ、先生はさ。何で結婚しないの?」

 

 悟が、全力で地雷を踏み抜いていきます。八代先生は、最初こそ動揺していました。けれど、「一度手痛い失敗をしてるから、慎重になり過ぎているのかもな」と自分で言い出してからは、表情が変わりましたね。
 彼にも、アプローチの仕方を尋ねます。返ってきたのは、「慎重派の自分は、相手の警戒心を解く」との言葉。

 

「悟…、見てしまったね…」

 

 ダッシュボードから何かが飛び出してくるシーンなど、思わせぶりな描写が多いなぁ。それと妖怪・サトリ女が、アメを所望しました。

 

「悟…、本当は何を考えてる?」

 

 友人の行動に、違和感を抱いていたスーパー小学生・ケンヤ。彼もサトリのようだ。

 

「俺も…、お前みたいに踏み出したい。続きもあるなら、俺も連れてってくれ」

 

 前から思ってたけど、この人は本当に小学生なのかな? もしかして、彼もリバイバルしてきたんじゃ…と思えてきます。

 


 靴底の形を判別さないため、靴に布を巻いたような足跡。無くなったリュックと練炭。それらから悟は、殺人犯を連想したと伝えます。

 

「その話が飛躍してるか、してないかは、多分問題じゃない」
「俺が信じるか、信じないか、だ」

 

「ゴッコ遊びで構わないさ」
「俺、悟のその思いみたいなものは、きっと何かにたどり着くって、思う」
「悟は、俺のことを信じて話してくれた。だから俺も、悟の事を信じたいんだ」

 

 やっぱ、カッケェなケンヤさん。主人公みたいだよ。それにまた、登場人物の口から「信じる」という言葉が出てきました。アイリの言葉とも重なります。

 


 悟達を追いかけて、外に出るカズとオサム。教室に一人残された美里が、扉を乱暴に閉めておしまいです。

 


 雛月が街から出ていくシーンは、Bパートの最後にもってくると予想していたので、ちょっと驚きました。内容をギチギチに積め込んでいるから、そんな風に調整する余裕がないんでしょう。クオリティは高いので、不満は殆どないです。ただ、最終回までの話数が僅かなので、うまくまとまるのか少し心配かな。

 

 

 

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